花館小・大曲小・大曲中

マーチングバンドで全国大会へ

3校、華麗に鮮やかな演奏と演技を披露(12月11日・月)
 
  花館小のマーチングバンド   大曲小のマーチングバンド   大曲中の吹奏楽部

  大仙市の花館小学校、大曲小学校のマーチングバンドと大曲中学校吹奏楽部が「マーチングバンド全国大会」に出場することになり、それを記念した3校合同の壮行演奏会が9日夕、大曲体育館で開催された。3校は11月3、4の両日、宮城県で開催された「第35回マーチングバンド・バトントワーリング東北大会」で、演奏・演技とも優秀であるとの評価を受け、全国大会出場の推薦を得た。合同の演奏会には2階観覧席に立ち見客が出るほど大勢の応援団が駆けつけ、チームワークの取れた華麗な演奏と演技に大きな拍手と声援を送っていた。

  全国大会への出場は、花館小、大曲中とも3年連続。大曲小は19年振り2回目。全国大会は中学校が今月16日に埼玉県の「さいたまスーパーアリーナ」で開催し、小学校は1月13、14の両日、東京武道館で行われる。

  合同演奏会で3校の保護者会を代表して大曲中学校吹奏楽部保護者会の沓澤雄悦さんは「花館小、大曲小、そして大曲中の3校がそろって全国大会へ行くことになったのは保護者会としても大きな喜び。これも子どもたちを指導してくれた先生たちと子どもたちの頑張り、そして地域の皆さんの心温まる支援が後を押してくれたおかげだ」と感謝の言葉を述べた。

  演奏・演技は花館小から始まった。マーチングバンドは入場から演奏・演技、退場まで8分間と規定されている。花館小の部員は39人。築地隆さん、田口倫さんの指揮で、イギリスのアーサー王物語をテーマにした「Arthur〜夢を追い続けて〜」をピンク色の燕尾服と黒のズボン姿で華麗に演奏・演技した。大曲小学校は部員61人。大河悟さんと田口さなえさんの指揮で、「BLU  REVOLUTION  I  from  Chuck  Mangione」を濃紺のコスチューム で、迫力いっぱいに演奏。8人の旗を手にしたカラーガードも登場し、視覚的な面でも彩りを添えた。

  最後に登場した大曲中の吹奏楽部は部員91人。ショータイトルは「The  Queen!〜シバの女王ベルキス」だった。旧約聖書に登場する「シバ国女王ベルキスがソロモン王を訪ねた際の情景」を描いたバレイ音楽から、オーケストラ曲4曲を抜粋して編曲したもの。

  鈴木幸栄さん、高橋慧理香さんの指揮で、アラビア音楽のエキゾチックなムードで幕を開けた。そしてトランペットやホルン、ドラムなどの響きに乗って、アラブの衣裳をまとった15人のカラーガードが体育館いっぱいに「戦いの踊り」や「狂宴の踊り」などを鮮やかに披露。楽器を演奏しながらサックスブルーの軍服姿で部員たちがクロスする演技は華麗で、演奏が終わると「アンコール」の大合唱が沸くほど。体全体を動かした部員たちは息を切らしながらも、5分間の休憩後、再び「シバの女王」を熱演、2階観覧席から大きな拍手と声援が送られていた。