年末の交通安全運動

はがきコンクール

大仙市大曲地域の児童、はがきで呼びかけ(12月11日・月)

  年末の交通安全運動が11日から始まった。今年は飲酒運転による重大な事故が全国的に多発し、痛ましい犠牲者が相次いでいる。県内でも7日夜に大館市で19歳の少年が、軽乗用車を酒気帯び運転し、道路を歩いていた67歳の女性をはねて死亡させる事故が発生した。これからの年末・年始にかけて酒を飲む機会も増える。交通安全運動は20日までだが、大仙市交通安全対策協議会では大曲地域の小学6年生から書いてもらった「交通安全はがきコンクール」の審査を6日に行うと同時に11日から宛て名書きをして同地域の家庭に郵送する「はがき作戦」に取り組んでいる。

  悲惨な交通事故を防ぐには子どもたちからの呼びかけが効果を発すると、大曲地域の小学6年生の協力を得てはがきを書いてもらったもの。6校から371通寄せられた。その内容を審査し、優秀賞4通と優良賞12通を選び出した。

  入賞したはがきだけでなく、全部のはがきに交通安全母の会大曲支部会員が宛て名を書いて、今月中にはポストに投げ込み、事故防止に役立てたいとしている。

  はがきを通じて子どもたちが訴える交通安全の願いは「明るく楽しい家族のために少しでもお酒を飲んだら運転しないでください。私達の願いです」などと切実で、胸に響く。母の会の人たちは「子どもたちのこの願いこそ、飲酒運転防止などドライバーの安全運転意識の向上につながると期待したい」と宛て名を書く指先にも力を入れる。

  審査の結果は次の通り。

  ◇優秀賞

  ▽照井彩友美(東大曲)「みなさんは、交通事故にあわないようにしていますか。私たちの学校では、先生たちや、地域の人たちが私たちの登下校の時に立って、私たちの安全を見守ってくれています。また、交通安全の呼びかけもやっています。一番たいせつなのは、一人一人が交通安全の気持ちを忘れずにいることです」

  ▽川村彩乃(内小友)「運転手のみなさん  急いで運転していませんか。その心のみだれが事故のもと。朝の少しのゆっくりの時間。家族との会話一つで、事故をなくせるんです。やってみよう、朝家族との会話。だって、明日も家族とおしゃべりしたいでしょう」

  ▽斉藤香歩(大曲)「このごろ日が暮れるのが早くなってきました。そこで、自転車、自動車のライトの、早めの点灯をお願いします。暗くなると、運転手、歩行者共に、視界が悪くなります。そのため、いつも通っていて慣れた道でも、危険が増えます。一つでも多くの生命を守るために、自転車、自動車のライトの早めの点灯にご協力下さい」

  ▽照井香菜子(藤木)「車を運転しているみなさん、大切な命を救うためにできることは、飲酒運転しないこと。シートベルトをきちんとしめること。よそみをして運転しないこと。これを守るだけで命は救えます。心がけていきましょう」

  ◇優良賞▽五十嵐矩子(大曲)、小西可南子(同)、鈴木菜摘(同)、斎藤あおい(同)、富樫麻衣(東大曲)、寺島雪花(角間川)、松田瑞生(大川西根)、高橋彩香(内小友)、田口果奈実(藤木)、佐々木晃子(四ツ屋)、佐々木美紀(花館)、三浦涼香(花館)