大仙市の除雪ボランティア

大仙雪まる隊設立

個人・団体266人がボランティア登録(12月12日・火)

  大仙市の除雪ボランティア「大仙雪まる隊」の設立総会が12日、広域交流センターで開かれた。総会には30人の隊員が出席し、隊の名前を承認、実施要領や役員などを決めた。

  除雪ボランティアは市社会福祉協議会(有明秀太郎会長)が地域福祉計画を策定するにあたって住民や行政職員などを対象にアンケート調査を行ったところ、雪国に暮らす住民にとって「雪は大きな労力を要する」という指摘が数多く寄せられた。特に高齢者や障害者にとって雪寄せは辛い作業であり、そうした生活弱者を互いに助け合い、安全で安心して暮らせるまちづくりを目指すにはその年限りの単発的なボランティア活動でなく、合併を機に全域的な除雪ボランティアを組織すべきだとの方向性を見いだし、同協議会事務局では中学生以上を対象に隊員を募集していた。

  その結果、1日現在までに個人で32人、団体では神岡地域の本郷青年会、西仙北地域の雪寄せ応援隊、身体障害者寮護施設「柏の郷」職員有志、刈和野郵便局職員有志、中仙地域のジャスコ中仙店など21団体から234人の隊員登録申し込みがあった。

  総会では豊島繁實同協議会事務局長が、設立までの経緯や「大仙雪まる隊」の命名の由来などを報告した。隊の名前は「秋田花まるっ」をイメージに「雪が降っても良しとし、安心して明るい生活を送れる」、「まるは『牛若丸』のような元気な男の子を現し、やる気のある人たちの集まり」、そして「まるは一の丸、二の丸のように城郭の内部にも用いられ、雪と戦う集団の意味」として名づけたという。

  その上で除雪作業は市内に居住する65歳以上の一人暮らしか高齢者夫婦世帯、そして障害があって自力での除雪は困難で、親族や近隣からの援助も難しいと思われる世帯を対象に居宅及びその周辺の雪寄せを行い、危険を伴う屋根の雪下ろしは行わないなどを確認した。また、隊員は雪寄せの援助を受ける家庭への「声掛け」で、安否を確認することも大切な任務とした。

  事務局は小貫高畑の市社会福祉協議会ボランティアセンターに置き、民生児童委員を通じて除雪援助を受けたいと思われる家庭を事前調査した結果、これまでに290世帯から申し込みがあったという。今後の実際の活動のための連絡調整は同協議会の支所ボランティアセンターと雪まる隊の幹事が当たり、活動期間は来年3月31日までとした。

  幹事は11人で、その中から正副会長と監事を選出した。その結果、会長には会社員の大信田孝文さん(53)=太田町東今泉字一本木=が選ばれた。大信田さんは6〜7年前から、東今泉地区で青年会仲間と除雪ボランティアをしてきたという。会長就任にあたって大信田さんは「地域に根ざしたボランティアとしてこれまでやってきたが、今回は大仙市のボランティアグループの誕生となった。ゼロからのスタートだが、皆さんの協力で一つひとつの活動を積み上げて行きたい」と述べた。

  副会長には菅原彰一さん(西仙北)、佐々木正吾さん(中仙)、そして監事には田口栄作さん(神岡)、鈴木哲雄さん(南外)が選出された。「雪まる隊」は20日午前10時から、広域交流センターで出動式を行い、終了後は岩手県西和賀町社会福祉協議会事務局の高橋純一局長を講師に迎え、「除雪ボランティア講座」を受ける。

  ボランティアは今後も随時、各支所ボランティアセンター(旧市町村社会福祉協議会)で受け付ける。申し込みや問い合わせは、下記の各支所ボランティアセンターへ。また、同協議会ホームページからも申し込みできる。

  ▽大曲支所(0187・63・0277)▽神岡支所(0187・72・2948)▽西仙北支所(0187・75・1145)▽中仙支所(0187・56・4670)▽協和支所(018・892・3532)▽南外支所(0187・74・2097)▽仙北支所(0187・69・7799)▽太田支所(0187・88・2940)

 ホームページは下記から。

  http://daisen-syakyo.jp/borasnow.htm