大仙市大曲図書館

作家・小池一夫さんコーナー

作品の追加寄贈もあってさらに充実(12月19日・火)

   大仙市立「大曲図書館」では同市大曲上栄町出身の劇画作家・小池一夫さんから、ヒット作となった「子連れ狼」全20巻と「新子連れ狼」8巻が寄贈されたことから、11月に同図書館に「小池一夫さんコーナー」を設けたが、その小池さんから新たにゴルファーを主人公にした漫画「新上がってなンボ!!太一よ泣くな(画・叶精作)」19巻と「新々上がってなンボ!!太一よ泣くな(同)」6巻、それに「ケイの凄春」など全部で55冊が贈られてきた。同図書館では「毎日新聞日曜紙面に連載され、絶賛を博した物語絵巻もあり、小池さんコーナーがさらに充実した」と喜ぶ。

  ゴルフ漫画や時代劇「ケイの凄春」のほかに、武田信玄を主人公にした「甲斐の虎」や「首斬り朝」もある。いずれも小島剛夕さん(故人)とのコンビで描いたヒット作。

  また、1985年(昭和60年)1月10・17日合併号から7月25日号まで「週刊サンケイ」に連載された痛快時代小説「乾いて候」2巻も。物語絵巻は「夢源氏剣祭文」上下で、毎日新聞が平安建都1200年記念小説として日本画の巨匠・森田曠平さん(故人)とのコンビで日曜紙面に連載、作家・澤地久枝さんも「これほど楽しみに読んでいる作品は、ほかにはない。まさに『至福のとき』である」と絶賛した話題作。

  図書館を訪れる人たちは小池さんのコーナーから「子連れ狼」などを取り出しては目を通し、「刺客という冥府魔道に生きる親子だが、厳しい中にも親として、子として示される愛情には感動させられる。それに小島さんの絵が迫力に満ちて読み始めると止められない」と評判だ。