雄物川で警戒水位を超える
大仙市、水防対策部を設置し警戒(12月27日・水)
仙北平鹿、湯沢雄勝地域で26日午後から27日朝にかけて断続的に強い雨が降り、雄物川が増水し出したため、国交省湯沢河川国道事務所では同日朝9時40分に水防警報を発令し警戒していたが、午後2時に大曲橋(通称・金谷橋)では警戒水位3.4メートルを超え、3.6メートルになった。気象庁によると26日午後2時から27日午後1時までの雨量は、湯沢市湯ノ岱で93ミリ、東成瀬で78ミリ、田沢湖74ミリだった。雨量そのものは多くないが、雪解け水が増水につながったようだ。人家などへの被害はまだない。
河川の増水で大仙市役所消防安全課では午後1時45分、水防対策部を設置、警戒を強めると同時に国交省と連絡を取り合い、増水した河川から水が逆流してくるのを防ぐため水門を閉じた。また、国交省では角間川町の低地にたまった水をポンプアップして川に排除する作業も行っている。
秋田気象台では午後1時45分、低気圧が岩手県の沿岸付近にあって急速に発達しながら北上しており、仙北平鹿、湯沢雄勝の各地域では28日明け方にかけてさらに強い雨が断続的に降るおそれがあるとして、土砂災害や河川の氾濫、低地への浸水を警戒するよう大雨、洪水警報を発表した。
午後3時過ぎ、雄物川の大曲橋右岸の堤防から丸子川へと走った。大曲の花火会場となる広大な河川敷は増水した泥水で埋もれ、大量のゴミが流されている。丸子川も堤防ギリギリまで水が迫り、国交省の職員らが水門を閉ざしながら水位を警戒していた。
市水防対策部には次々と河川の増水情報が寄せられ、緊張感も高まっている。対策部では28日朝まで職員を庁舎に待機させ、水防警戒に当たる方針だ。(27日午後4時)