消防車同士が追突

美郷町の火災現場に急行中

大曲仙北広域消防本部=3人を厳重注意処分(2月2日・木)

 先月28日に美郷町金沢で住宅を全焼する火災があった際、消火活動のため現場に向かっていた同町の大曲仙北広域消防本部大曲消防署南分署の消防車が、同分署のもう1台の消防車に追突する事故を起こしていたことが2日までに分かった。同本部は1日、追突した消防車を運転していた消防士(46)と同乗していた車隊長の消防士(52)のほか、管理監督責任を問い南分署長(56)の合わせて3人を厳重注意処分とした。

 同本部によると先月28日午前9時7分、同町金沢の国道13号で、火事現場に向かう途中、右折しようと停車していた消防車に後続の消防車が追突。損傷が軽かったことから現場に向かって消火活動を行った。

 同本部によると先頭を走っていた消防車は左のテールランプを、後続の消防車は前部のバンパーがへこんだ。後続車両を運転していた消防士の安全確認が不十分だったことが原因としている。

  同本部総務課では「事故による時間的なロスは30秒程度で、消火活動に影響はなかった」としており、「処分を早めたのは最近、救急車及び消防車の出動件数も多いため、署員に警鐘を鳴らし、緊急の出動とはいえ安全な運転に努めてもらいたいという意味もあった」と話す。