栗林市長らを迎え表彰式
日舞の藤原さんと大曲室内合奏団(2月13日・月)
大仙市大曲芸術文化協会では11日、大曲浜町のグランドパレス川端で、第27回(05年度)大曲芸術文化賞の表彰式と受賞祝賀会を開いた。今年度の受賞者は日本舞踊の藤原朗子さん(62)=大曲黒瀬町=と大曲室内合奏団(高橋馨代表)。藤原さんには奨励賞を、室内合奏団には栄光賞が贈られた。
表彰式には芸文協会員や受賞者の友人、親類ら約100人が出席。進藤芽風会長が受賞者の功績を紹介、栗林次美市長もその功績をたたえた後、「今年は旧8市町村の芸文協が統合され、大仙市芸術文化協会が誕生する。それを契機により個性ある地域文化の育成と創造に向かって邁進してもらいたい」と祝辞を述べた。
祝賀会では大曲室内合奏団が「春よこい」「どこかで春が」など4曲を、花柳流朗の会の人たちは長唄「宝船」、民謡「茶切節」を披露した。
藤原さんは1952年から55年まで日本舞踊の手ほどきを受けた後、88年に花柳修衛氏へ入門。89年に花柳流の名取を取得し、雅号・花柳修史朗(はなやぎ おさふみあき)を許される。97年、日本舞踊協会秋田県支部主催の日本舞踊の会で長唄「手習子」を披露。98年、花柳流専門部試験に合格し、指導者として「朗の会」を結成。01年、日本舞踊協会秋田県支部主催の日本舞踊の会で「大和楽 恋の菅笠」を発表。02年、日本舞踊協会秋田県支部会員。
昨年の大仙市誕生記念日本舞踊特別公演で上演した「旅情ところどころ」で旅人役を演じて好評を博した。また、従来の古典技法に基づいた新しい作品への理解力、表現力にも優れ、地域文化の向上と高揚に寄与した。
大曲室内合奏団は1976年1月9日、「オーケストラのあるまち」を目指して十数人で発足。以来、毎年定期演奏会を開いてきたほか、市内各地で市民のための出前演奏も実施、「市民と共にあるオーケストラ」を理念に活動を展開。長年にわたるその活動が認められ、昨年は秋田県芸術選奨特別賞(ふるさと賞)を受賞した。