県全体で24%増
大仙保健所、注意を呼びかける(2月15日・水)
県内のインフルエンザ患者の発生がじわりと増加している。県感染症情報センターが9日に公表した今年第5週(1月30日?2月5日)の流行状況によると、県内55の医療機関の報告に基づく定点あたりの患者数は前の週より4.92多い25.17となっている。保健所別では秋田市、大館、北秋田、能代、秋田中央、大仙、横手、湯沢で増加し、由利本荘で減少している。県全体では24%の増加で、大仙市では37%の増となっている。
大仙保健所によると同所管内の定点観測医療機関は仙北組合総合病院の内科と小児科、仙北市立角館総合病院の内科と小児科、それに大仙市内の小児科2医院と内科1医院の7医療機関となっている。
定点当たりの患者数はその医療機関から報告があった患者数を定点の医療機関数で割ったもの。大仙保健所の場合、第5週での把握患者数は11となるがそれに観測医療機関数の7を掛けると77人の患者数となる。しかし、実際はほかの医療機関でも診察を受け、インフルエンザと診断された可能性もあって実数はもっと多いことになる。
先月24日には仙北市の角館西小学校で集団かぜが発生し、5学年を3日間、閉鎖したこともあり、同保健所ではインフルエンザの患者数は増加傾向にあり、人ごみや繁華街への外出は控え、外出後は手洗いとうがいを、さらに小まめに部屋の換気をするよう注意を呼びかけている。
かぜとインフルエンザの違いはかぜの場合、だらだらと広がるが、インフルエンザの場合、人から人へと急速に広がり、高熱、悪寒、頭痛、倦怠感など全身症状を伴い、重症化すれば死亡するケースもあり油断できない。
県南では横手市が2.2ポイント上がって11.40、湯沢市は6.83上がって13.83となっている。心配された新型インフルエンザの国内での発症例はまだない。