雪害警戒対策部に格上げ
大曲地域の累計降雪量は325センチに(1月4日・水)
雪は次第に〃牙〃をむき出してきたようだ。正月休みの終わった4日朝、県内は再び大雪に見舞われ、大仙市大曲除雪ステーションの調べでは3日夕から4日朝までの大曲地域の降雪量は24センチ、積雪深で123センチとなった。市民は早朝から玄関前の雪寄せに追われ、除雪車も生活道路確保のためフル活動している。大仙市では同日午前9時半、「雪害警戒対策室」を「雪害警戒対策部」へと格上げした。
各総合支所の降雪量は4日朝8時現在で神岡19センチ、西仙北20センチ、中仙22センチ、協和8センチ、南外19センチ、仙北10センチ、太田40センチだった。積雪深は神岡105センチ、西仙北96センチ、中仙98センチ、協和87センチ、南外105センチ、仙北100センチ、太田110センチとなっている。累計降雪量は大曲地域の325センチを最高に南外308センチ、神岡249センチ、中仙259センチ、協和241センチなどとなっている。一方、県仙北地域振興局建設部の調べでは仙北市生保内で積雪量112センチ、角館町同、玉川239センチとなっている。
市民生活部に「雪害警戒対策部」を設けた大仙市では大曲地域を除く、各総合支所ごとに広報地域版の「号外」を発行、除雪の苦情や要望の連絡先を知らせることになった。大曲地域では除雪ステーションに職員2人が宿直して対応しているが、大雪になってからは同地域を除く旧町村からも苦情や要望が来るようになったため、各総合支所でもその受け皿としての担当者を置いて対応することにしたもの。
秋田地方気象台は4日午前8時10分、大雪、風雪、着雪注意報を発表した。5日朝までの24時間最大降雪量は50センチになる見込み。
大雪で忘れられないのが「よんぱち豪雪」。1972年の暮れから73年(昭和48年)4月にかけての雪だ。大仙市大曲総合支所の記録によるとこの年の初雪は11月18日と早く、最大積雪深は221センチ(2月2日)に達した。しかも、累計降雪量は10メートルにもなった。大雪はさらに10年後の83年にも記録し、最大積雪深は152センチ(2月10日)、累計降雪量は980センチだった。85年も豪雪となり、最大積雪深178センチ(2月11日)、累計降雪量889センチを記録。昨年も雪は多く、最大積雪深は149センチ(2月15日)、累計降雪量は550センチだった。
今年の雪の不気味さは雪足が早く、集中していることだ。12月10日から降り出した雪はその後、休むことなく降り続け、暮れには積雪1メートルを超えた。そして4日朝で大仙市大曲の積雪は123センチとなった。例年なら降雪はこれからが本場。今年は長丁場の雪との格闘となりそうだ。