雪との格闘本格化

大仙市=職員の手作業班も動員

道路の段差、交差点の視覚確保へ(1月11日・水)
 

  豪雪対策本部を立ち上げた大仙市で11日から本格的な雪との格闘が始まった。各課から若手職員の動員を求め、市街地を中心に総勢26人体制の手作業班と重機を使ってデコボコとなった道路の段差解消や雪の壁で狭くなった道路の除排雪作業を始めたもの。

  手作業班の26人のうち10人は作業のため通行止めする道路の交通整理に回り、残りの16人は丸子橋を中心に南北に分かれ、スコップやツルハシを使って道路の段差を取り除いたり、視界をさえぎっている交差点の雪の壁を取り除いている。

  消雪パイプと交差する道路は高さ20センチ以上もの段差があって、車は四苦八苦している状態。ツルハシとスコップを手にした職員らは力を振り絞って雪の塊を削り、デコボコの道路を均していた。

  一方の重機はバックホーとロータリー車、除雪ドーザ、それにダンプカーがセットとなって市道飯田線など通学路やバス路線を中心に幅だしに取り組んでいる。毎日の除雪で道路の両側にはうずたかい雪の壁ができて、車の交差にも支障を来している状態。バックホーとドーザーで雪の壁を崩し、それをロータリー車でダンプカーの荷台に吹き飛ばして運んでいるもの。ダンプカーはこの日だけで18台が出た。また大曲地域内の委託を受けている17業者も重機とダンプを使って排雪作業や幅だし作業を行っている。

  栗林次美市長は手作業班が出動する前に庁舎前で「市役所の中の仕事は多少、遅れても仕方ない。全員でこの雪に取り組んでもらいたい」と激励し、見送った。作業は13日まで続ける予定。

  一方、県仙北地域振興局も10日正午に「秋田県仙北地域雪害対策本部」を設置、渡部文靖局長を部長に大仙市、仙北市、美郷町と連携を強め、除排雪作業中の事故、家屋の倒壊、施設の損傷など二次災害の防災に努める。