大仙市、久しぶりの雪

懸命の除排雪続く

苦情や要望に24時間体制で対応(1月18日・水)

 除雪車が運んだ雪の山大仙市は18日朝、久しぶりの降雪があって除雪車が一斉出動した。大曲除雪ステーションの調べではこの日朝の積雪は10センチで、積雪深は110センチ、累計積雪量は450センチとなった。昨年12月10日から年明け後の9日まで、ほぼ連日の雪で疲れきった市民も10日からの降雪のない毎日にホッとしていたが、18日朝は「久しぶりにスノーダンプを手にした」と雪寄せに張り切った。

  9日には167センチと今冬、最高積雪深を記録、その翌日には「豪雪対策本部(本部長・栗林次美市長)」を設けた大仙市。以来、市では雪寄せ場もなく、雪に埋もれた大曲市街地の住宅街を中心に幹線道路や生活道の雪の壁を取り除き、幅出しをする除排雪作業を行っている。

  除排雪は道路を通行止めにし、ブルドーザー、バックホーで雪の壁を取り崩し、大型ダンプの荷台に雪を吹き飛ばすロータリー車の組み合わせ。市ではダンプカー18台前後を確保し、2班編成で除排雪作業を実施している。

  年末、そして年明け後にも始まった連日の大雪。その除雪で車道の両側には大人の背丈よりも高い雪の壁ができた。交差点は視界がさえぎられ、路面はデコボコの状態。

  除排雪は人手もかかるため市では一気にはやれず、パトロールしながら道路状態を見たうえで順繰りに実施している。このため「早く除雪してくれ」と苦情も来るが「精いっぱいの努力している」と理解を求める。18日は田町を中心に2カ所で除排雪を行った。沿線の住民は除雪車とダンプカーの組み合わせで雪の山が消えていく様子をホッとした表情で見つめ、「助かりました」と喜んでいた。しかし、除雪車、ダンプカーが列をなして並んだ状態に足止めを食ったとして「どこを歩けばいいの」と大きな声で文句をいう住民もいるなど感情のすれ違いもあった。

  こうした除雪への苦情や要望、相談も例年以上に多くなっているため、大曲総合支所では16日から2月28日まで除雪ステーションに4人の職員を24時間体制で待機させ、電話で対応している。各総合支所でも地域版を通じた「号外」を全戸配布、夜間、早朝、休祭日の連絡用の携帯電話番号を知らせ、対応している。

  大曲除雪ステーションは0187─68─2372(直通)、090─5590─5354(携帯)。