大仙市で臨時議会

4億5000万円

除雪経費を補正で追加(1月19日・木)

  大仙市は19日、臨時議会を招集、除雪経費として4億5161万6000円の一般会計補正予算を提案した。議会は各常任委員会に付託し、審議した結果、原案通り可決して閉会した。補正によって同市の05年度予算の累計額は480億3489万5000円となった。

  同市は除雪対策費として当初、約6億4200万円を計上していたが、12月から降り続いている大雪で年末には「雪害警戒対策室」を設置、通常の除雪作業に加え、除雪機械をフル稼働させ、全市的な除排雪を実施、幹線道路をはじめとする主要生活道路の幅出しや交差点除雪で視界の確保などに全力を挙げた。

  しかし、年明け後も再び豪雪となって4日にはそれまでの「雪害対策室」を「雪害警戒対策部」へと格上げ。除雪車の一斉出動を繰り返したほか、ダンプカーを使っての除排雪も実施。これによって当初の除雪予算のほぼ3分の2を使い果たしていた。そして10日には積雪深が大曲地域の150センチを最高に、中仙・太田地域でも110センチを超えたことから緊急雪害対策会議を開いて、市長を本部長とする「豪雪対策本部」を設置、全職員による雪害対策体制を整えた。

  栗林次美市長はこの日の臨時議会で雪下ろし作業などの事故で4人が亡くなり、24人の負傷者が出ていることなども報告。そして「今冬の大雪は市民に少なからず影響を及ぼしており、早め早めの対策を講じてきた」と強調。さらに「除雪出動回数は、18日までに8総合支所合わせて206回に達しており、当初予算に計上した除雪費は1月中にも底をつくことが予想され、臨時議会に予算の補正をお願いすることとなった」などと補正予算の計上理由を述べた。

  補正予算の約4億5000万円のうち、建設部の除雪対策費は約4億845万円。さらに保育園や保育所の除排雪経費として約380万円、市内23小学校と8中学校、それに5つの幼稚園の除排雪経費として約1300万円、大曲庁舎など庁舎の除排雪として590万円、市営住宅などの除排雪で約263万円などを計上した。補正によって同市の05年度の除雪予算は約10億9360万円となった。