大仙市・宅配で約79円
2年前に比べ倍近い価格に(1月24日・火)
県内の灯油価格が高騰している。県の調査によると県内13市のうち、9市の灯油価格の平均店頭価格は1リットル当たり74.61円(消費税込み)で、昨年10月20日現在に比べて11.2%の値上げ。大仙市は72.34円で、昨年10月20日に比較して9.1%アップ。しかし、2年前の2月で当時の大曲市の1リットル当たりの店頭価格は38円だったから、9割高という高値。一昨年からの原油高で仕切り価格が上がっているのに加え、記録的な豪雪と寒さで需要が増え、供給とのバランスが崩れたのが原因と見られる。「もう2年前に比べると倍近い値上げ」と台所を預かっている主婦たちから悲鳴が聞こえるのもうなずける。
今回は灯油価格が上がっているため緊急の価格調査だった。県の県民文化政策課消費生活班が県内のガソリンスタンド、燃料小売店、ホームセンターの計70店舗の協力を得て実施した。
その結果、店頭1リットル当たりの平均価格は74.61円で、タンクローリーでの配達は1リットル当たり平均78.59円だった。配達は昨年10月20日に比べ10.2%の上昇。
宅配で最も安いのは大館市の76.44円、次が鹿角市の76.51円。最も高いのは湯沢市の81.05円で、次は秋田市の80.32円、大仙市79.04円で3番目となっている。
暖房、風呂の燃料に灯油を使っている家庭だと月々の灯油代は昨年まで2万5000円前後だったのが、今冬は4万円を超えるという。
大仙市大曲消費者協会(石川篤子会長・会員365人)では市内の1業者と交渉し、240人で共同購入しているが、今月から4円上がって1リットル当たりの宅配価格は税込みで71.40円となった。それでも一般価格より7.64円安い。しかし、再び仕切り価格が値上がりしているため業者は、2月から上げざるを得ないと通告。協会では「2月いっぱいは待ってほしい」と交渉中という。