美郷町仙南中学校

一人暮らし老人宅で除雪ボランティア(1月26日・木)
 
 体育館前での出発式。   訪れた一人暮らし老人宅で除雪する中学生たち。

  美郷町の仙南中学校(伊藤孝之校長)1、2年生165人は25日、仙南地区の一人暮らし老人宅を訪問し、家の周りの除雪ボランティアを実施した。合併前の仙南村時代の2000年から毎年、行っている奉仕作業。

  午後2時までに1、2年生全員が仙南総合体育館リリオス駐車場に集合、応援の大人たち140人と一緒に出発式を行った。町社会福祉協議会の高橋幸悦事務局長は「軒下の除雪作業だが、屋根から雪が落ちて来ることも考えられるので充分、注意して頑張って下さい」と呼びかけていた。

  中学生たちは5〜6人で一つのグループを作り、スコップを手に応援の大人たちの車に分乗、除雪要請のあった30世帯へと向かった。

  雪寄せ作業が始まると激しい吹雪となった。飯詰地区の佐々木トミさん(73)は「子どもたちが雪寄せに来てくれると言うからありがたいなと思って待ってました」と窓から顔を出して「ありがとう。ありがとう」とお礼を述べていた。佐々木さん宅では屋根から下ろしてもらった雪が軒下にうずたかく積もっていた。

  誰が見てもおばあさんの力では寄せることのできない雪の量だったが、中学生たちがスコップで雪の山を崩し、スノーダンプで近くの流雪溝に流すと1時間ほどで雪の山は消えた。吹雪で顔を真っ赤にした子どもたちは除雪作業を終えると満足そうな笑顔で、町社会福祉協議会からプレゼントされたジュースを飲んで乾いたのどを潤していた。