仙北ライオンズクラブ

保育園、幼稚園児と餅つき大会

「変なおじさんに注意しよう」とお巡りさんの講話も(1月27日・金)
 
   園児たちの餅つき。     男鹿のナマハゲも登場。

  大仙市の秋田仙北ライオンズクラブ(大山利吉会長・会員30人)では27日、仙北南保育園とみどり幼稚園の園児226人を仙北就業改善センターに招いて「もちつき大会」を開いた。節分に合わせ、園児たちと餅つきをしてカゼに負けない丈夫な体になってもらいたいとクラブが結成された翌年から毎年行っているもので、今回で31回目を迎えた。

  園児たちは午前10時ごろまでにセンターに集合。ライオンズクラブのおじさんたちに迎えられ、用意された3つの臼(うす)を囲んで「ヨイショ、ヨイショ」と元気に餅つきをした。二人がかりでやっと杵(きね)を持ち上げた子どもたち。世話をするライオンズのおじさんたちはそれを手助けし「さあ。ペタンコ、ペタンコだ」とついていた。

  そして両園の先生たちやお母さんたちがつき上がった餅をきな粉にまぶしたり、あんこ餅とした。その間、大仙警察署生活安全課の嶋田範美(のりよし)係長が園児たちを相手に「変なおじさんに声をかけられ、事件や事故に遭わないよう話をしたいと思います」と講話。

  嶋田係長はホワイトボードに「いかのおすし」と書いて「〃いか〃は変なおじさんに声をかけられても行かない」「〃の〃は知らない人の車には乗らない」「〃お〃は変なおじさんに手を引っ張られ、危ないと思ったら大声を出すの〃お〃だよ」などと説明しながら「〃いかのおすし〃をいつも頭に入れておいて下さい」と呼びかけた。子どもたちは「ハーイ」と元気な声で応じた。

  講話の後はきな粉餅とあんこ餅が園児たちに振る舞われ、大山会長は「ここで餅つきをするとカゼを引かない元気な子どもになります。今年1年間、先生たちの言うことを良く聞いて元気に過ごして下さい」と呼びかけた。

  園児たちは二つの大きな餅を口にし「おいしい。甘い」とぺろり。その園児たちに今度は男鹿のナマハゲが登場。「泣く子はいねがー」「言うことを聞かない子はいねがー」と大きな包丁を手にした青鬼、赤鬼が大声を出して園児たちの集団へ飛び込んだ。夢中で泣き出して逃げる女の子もいれば、勇気を出して相撲を取る男の子もいた。

  ナマハゲは同クラブが男鹿から買い求めたもの本物だけに迫力いっぱい。しばらくは園児たちを脅していたが、最後は手を振って仲直りし、サヨナラをした。それを見ていた南保育園の草なぎ浩子園長が「おいしいお餅をご馳走になりましたね。この餅は病気やケガをしないようにとライオンズクラブの人たちが願いを込めて作ったものです。だからモリモリと力をつけて勝ちどきを挙げよう」と呼びかけると園児たちも「エイ、エイ、オー」と大声でナマハゲ退散の勝ちどきを挙げていた。
 
  ◇本紙から=草なぎ園長の「なぎ」の字は弓偏に「剪」と書いたものです。