大仙市=安全・安心を目指して
公用車にパトロール中のステッカー貼り付け(1月31日・火)
大仙市は市民及び市職員の防犯意識の高揚を図り、児童生徒の安全・安心を確保しようと市が所有する公用車に「子ども安全パトロール実施中」のステッカーを貼って走らせることにし、31日、そのステッカーの引き渡し式を本庁前で行った。
引き渡し式には栗林次美市長、久米正雄助役、笹元嘉辰教育長、それに各部局長と各総合支所長らが参列。栗林市長は「昨年来、子どもを巡る痛ましい事件が起き、県内でも不審者の出没情報もある。子どもは地域全体で守っていかなければならない。公用車にステッカーを貼ることで犯罪の抑止にもつながる。そしてこの運動を通じて子どもの見守り活動をしている地域の皆さんとも連携しながら、子どもたちの安全を地域全体で確保していきたい」と決意を述べた。
本庁前には各総合支所の公用車8台が並び、栗林市長がそれぞれの支所長にステッカーを手渡して、「子どもたちの見守りをよろしく」と励ました。さらに自らも公用車のドアにステッカーを貼って「子どもの安全を守りたい」との意欲を示した。
ステッカーはマグネット式で簡単に貼り取りができる。大きさは縦30センチ、幅50センチで、蛍光グリーンの下地に赤と黒の文字で「子ども安全パトロール 実施中 大仙市」が浮かび上がる。
昨年末、広島市と栃木県今市市で小学1年の女児が犯罪に巻き込まれ、殺害されるという悲惨な事故が相次いだことから、12月議会でも一般質問を通じて子どもの安全を求める声があり、市で準備を進めていた。
ステッカーは約27万円の予算で200枚用意し、車の運転席側と助手席側の両側のドアに貼り付ける。各総合支所と保健センター、教育委員会にそれぞれ10台分、20枚ずつ配布した。そして公用でステッカーを貼って車を運転する場合、児童生徒の登下校の時間帯にはその通学路を走るなど注意し、万が一にも児童生徒が不審者から声をかけられ、犯罪に巻き込まれる恐れがあるとした場合はステッカーを貼った車に避難するよう学校を通じて呼びかけてもらった。同時に大仙警察署、教育委員会及び市民生活部住民課へ報告するようにした。