次期、県議選は出馬を見送りへ(7月3日・月)
前県議会議長で大仙市の辻久男県議(68)=旧大曲市選挙区選出、自民党=は2日、同市大曲浜町のグランドパレス川端で開いた後援会と自民党大曲支部の合同役員会で「平成の大合併で選挙区は大仙市と美郷町の旧11市町村に広がる。この地域の発展のためには新しいビジョンを持った人が出るべきだ」などと述べ、来春の県議選への立候補を見送る考えを明らかにした。
辻氏は3日朝、自宅で「新しい選挙区では新しい人が運動を展開すべきだ。そう言う意味で私が早く進退を明らかにすることで、この地域の将来に向けて期待を持っている人に運動を起こしてもらうのが理想であり、新しい人への準備期間も残すべきだと思い、早期に引退を表明した」と述べた。
辻氏は秋田高校卒。73年、大曲青年会議所初代理事を務め、87年4月の県議選に出馬して初当選、以来、5期連続当選している。この間、県議会建設委員長、同食糧費等調査特別委員長などを歴任。昨年6月には議長に就任したが、12月の定例議会での採決問題から今年1月に辞任した。
県議会の選挙区は2月定例議会で区割変更が可決され、来春4月の統一地方選から大曲市選挙区(定数2)、仙北郡選挙区(定数5)はなくなり、大仙市・仙北郡(美郷町)選挙区=定数5=と、仙北市選挙区=定数1=の2つになる。また、県議の総定数も現行48から45へと削減された。
大仙市・仙北郡(美郷町)選挙区では現職の旧大曲市選挙区選出・渡部英治氏(みらい21)、仙北郡選挙区選出の佐々木長秀氏(社民党)、大野忠右エ門氏(自民党)の出馬は確実。また、旧太田町長の高貝久遠氏も自民党からの公認を得て出馬する予定であり、元県議の樽川隆氏も出馬の意思を固めている。一方、仙北市選挙区では現職の安杖正義氏と門脇光浩氏が出馬の予定。