会員の増強を─と高橋会長
役員などで活躍している会員を表彰(7月6日・木)
第2回大仙市障害者福祉大会が6日、大曲仙北広域交流センターで開かれた。障害を克服し、自立と生きがいのある生活を目指し、会員相互の親睦を深めようと開いたもので、約200人が参加した。
開会式で高橋彦安会長は「個人情報保護法の制定で障害者手帳の保持者の開示もなくなったため、新会員の加入を求めるのが困難になったが、個人一人ひとりの情報収集で会員の確保に努めよう」と呼びかけた。また、「障害者自立支援法の施行で施設利用などサービスを受けるには自己負担という問題もあるが、私たちは自助自立に向けて努力しなければならない」と訴えた。そして自立更生と団体育成に功績のあった会員を表彰した。
来賓として栗林次美市長、橋本五郎議長、大野忠右エ門、渡部英治両県議、有明秀太郎大仙市社会福祉協議会長らが出席。栗林市長は「大仙市が誕生して1年3カ月経過した。市議会や行政執行上の体制も徐々に整備され、少しずつだが皆さまに役立つ役所になってきた。この4月からは障害者自立支援法も施行され、市としても障害者計画を年度内に策定する予定だが、その中で様々な問題に対応していきたい」と述べた。
続いて知的障害者の通所施設「ふれあいの郷『まつくら』」の高井慶蔵施設長が「生きる証人たちと共に」と題して講演。高井施設長は中学校の教諭時代、特殊学級を任された時、学級の子どもたちが隠れるように教室に入っていく姿を見て、「この子どもたちも胸を張って生きていいはずだ」と決意、「銀行や病院に連れていき、その利用の仕方を教えたり、町を歩かせ、社会生活するための生活習慣を身につけさせるようにした」と体験を語り、「知的障害も個性だと思ってほしい」などと語って、共感を呼んでいた。
昼食を挟んで午後からはアトラクションとなり、歌の得意な人はマイクを握って「北上川」や「大阪しぐれ」などを歌い、踊りの得意な人は「けんばやし」や「めおと雲」などの歌に合わせて踊った。またハーモニカで「丘をこえて」などを演奏した人もいて、参加者は最後まで仲間との交流を楽しんだ。
表彰者は次の通り。
◇自立更生▽奥山儀夫(51)・大曲=視力低下が進みながらも、マッサージ師として努力、その傍ら身障者福祉協会の組織活動にも積極的に参加。全国盲人野球大会に選手として出場するなどその活躍は模範的だ。
◇団体育成▽山方隆二(68)・大曲=四ツ屋地区理事、評議委員などの役員として会の運営と発展に貢献している▽岩根金一(72)・神岡=旧神岡町協会に加入して以来、協会の役員として会員相互の親睦を図り、団体育成・後進の指導に努め、会の発展に尽くしている▽井上泰男(63)・西仙北=地域の代議員として会員の増強、事業の周知に努め、協会の発展に貢献している▽太田雄介(59)・同=協会の役員として活躍、さらに05年からは地域協会長として会員の社会参加を積極的に進めるなど協会発展の尽力している▽田口利次(71)・中仙=1992年に協会加入し、地域活動に積極的に参加、97年からは理事として会の発展に貢献している▽秋山勇(74)・同=1991年に協会に加入、以来地域活動に積極的に参加、93年からは監事として監査業務に当たり、健全な協会運営に努めている▽安田道雄(78)・協和=旧協和町協会の役員として会員相互の融和と会のスムーズな運営に努め、会の発展に尽くしている▽藤原さよ(65)・南外=1980年、旧南外村身障者更生協会に加入以来、積極的に社会活動に参加。昨年からは地域協会副会長として協会運営に専念している▽新田晴次(71)・仙北=1996年から旧仙北町協会の役員として会の発展に尽くし、障害者への介護援助などボランティア活動にも参加、活動している▽長澤昇子(70)・同=1996年から旧仙北町協会役員として会発展に努力し、協会のまとめ役として貢献している▽安達次雄(53)・太田=1998年から旧太田町協会の監事として監査業務を遂行し、会の財政基盤の安定と適切な財政運営に努めている▽藤谷正雄(70)・同=1999年から旧太田町協会理事として会の運営と発展に貢献し、協会のまとめ役として活動している。