民間駐車場に初の予約制を導入
花火会場近くへのシャトルバス運行も実施へ(7月7日・金)
「大曲花火渋滞対策検討会」(委員長・浜岡秀勝秋田大学工学資源学部教授)が6日、大仙市の大曲地域職業訓練センターで開かれ、8月26日に開催される「全国花火競技大会・大曲の花火」の渋滞対策として、初めて民間仮設駐車場マネジメントを試験導入することなどを決めた。駐車場探しの車を少しでも減らすことで渋滞緩和や路上駐車の減少を目指すもので、駐車場のマップを作成し、民間への駐車は事前予約制とすることにした。
検討会は国交省湯沢河川国道事務所を事務局に県、市の道路関係者、大仙警察署、それに大曲商工会議所など花火大会関係者16人の委員で構成され、今回で15回目。
駐車場マネジメントのマップ作成と駐車場の予約制は6月6日に開いた検討会で概ね了解されたとして、この日は具体的な案が示された。花火大会のための駐車場としては大会事務局が用意する「公設駐車場」 約50カ所(計約1万8000台分)と民間の企業、店舗、個人が空き地などを利用して設ける「仮設駐車場」約110カ所(計約3000台分)がある。
しかし、大会当日になると土地勘のない県外からの来訪客が駐車場探しで走り回り、交通渋滞の大きな要因となっている。しかも、脇見運転で事故の危険もあると大曲地域の住民からの苦情もある。
これらの問題を少しでも解消したいと民間仮設駐車場のマップ作成と駐車場の事前予約制を導入することにした。民間駐車場としては大曲上大町など中心部と、秋田自動車道大曲インターチェンジに近い同市大曲西根エリアをモデル地区にし、検討会事務局が作るホームページ「大曲花火アクセスnavi2006」で予約を受け付ける。参加したいと意思表示した民間の駐車場は現在のところ計5カ所の約180台だが、事務局では今後、説明会を開いて参加駐車場を募りたいとしている。
駐車場の予約は今月下旬から8月上旬ごろまでで、予約を受けると駐車場の場所や当日の留意事項をメールで連絡。さらに駐車場管理者に予約者リストを送付し、予約者には予約車両用のステッカーと案内用地図を郵送する。そして大会当日、予約駐車場の管理者にステッカーを提示し、駐車料金をその場で払う仕組みとした。
また、パーク&バススライド方式のシャトルバスの運行は今年も実施することで一致した。実施主体は花火大会実行委員会だが、実質的な運営管理は検討会事務局と羽後交通が行う。横手市の秋田ふるさと村にシャトルバスを駐車し、バスで花火会場近くまで乗り入れるもの。会場のバス乗降場は昨年、遠過ぎたと利用者から不評もあったことから、今年は大曲市民会館とした。ここからなら会場まで約1.5キロの距離であり、歩いても遠さを感じさせない。バスは料金前払いの予約制で、料金などは近く決定する。予約は同事務局のホームページで受ける。