音楽のつどい
1年生、全校音楽へデビューを飾る(7月12日・水)
大仙市の大川西根小学校で11日、「音楽のつどい」が開かれた。1年生15人が4月に入学、同時に3年生9人が4年生に進級して3カ月経過したことから、1年生は全校音楽へのデビューを、そして4年生もオーケストラへのデビューを飾ろうと毎年、この時期に開いているもの。子どもたちは元気に歌い、演奏し、招待された保護者や祖父母、子どもの安全を守ろうと活躍している地元の見守り隊ら多くの人たちに感動を与えた。
全校生徒は85人。そのうち1年生と2年生は鍵盤ハーモニカーを演奏し、3年生はリコーダーを、そして4年生以上はオーケストラを演奏するのが同校の全校音楽の伝統。楽器の使い方は上級生が下級生へ、マンツーマンで教えるのも同校の特色となっている。
体育館には保護者や祖父母のほか、近くの大曲養護学校小学部の児童11人と来年、西根小へ入学予定の地元保育園児10人、それに地元のグループホームで生活しているお年寄り6人も招待された。そして栗林次美市長や同校の楽器まつりで、ミュージカルの演技指導をしている秋田市の佐藤修三さんや児童の保護者で、ミュージカルのダンス指導をしている三浦京子さんらも来賓として招かれた。
高橋勇治校長は「本校の代名詞にもなっている全校音楽も今年で45年目となる。全校音楽の目指すところは、一人よりは二人、二人よりは三人、三人よりはみんなでを狙いとしている。オーケストラは子ども中心の活動として、上級生が下級生にマンツーマンで教え、その伝統から育まれた一体感が学校を一つの大きなファミリーのように温かく包み、子どもたちの元気な源になっている」と紹介し、歓迎の言葉を述べた。
続いて音楽後援会の田口憲寿会長も「全校音楽が始まった時は自分も5年生だった。こんなに長く音楽活動が続けられているのも地域の皆さんの協力と教職員の支えがあったからだ」と礼を述べた。また1年生15人も招待客の前に並んで「忙しい中、音楽の集いに来てくれてありがとうございます。楽しんでいって下さい」と礼儀正しくあいさつし、喝采を浴びていた。
そしてタイケの「旧友」やシュランメルの「ウィーンはウィーン」、映画「サウンドオブミュージック」のメドレーを見事に演奏し、歌った。入学してわずか3カ月しかならない1年生も全校音楽のりっぱなメンバーとなって大きな声で合唱し、鍵盤ハーモニカのピアニカを演奏。見守る保護者や祖父母たちは子どもたちの成長の早さに感動したり、驚いていた。
最後には子どもたち、先生たち、そして招待者全員が一体となって音楽遊び「みんなでドレミ」の音楽に合わせ、ジャンケン遊びを楽しみ、「この星に生まれて」を全員で合唱し、全校音楽の学校らしい特色で幕を閉じた。