大仙市大曲の直売所
菜果真が元気にオープン(6月1日・木)
大仙市大曲地区の農家の主婦グループが運営する大曲直売所「菜果真(なかま)」が1日午前8時にオープンした。代表を務める山田アイ子さんが田町の住宅地に所有する空き地を提供し、ビニールハウスを店舗に17人のグループがそれぞれに生産している野菜やリンゴ、花、漬け物、おはぎなど加工食品を販売するもの。今年で10年目を迎えた。
17人はピンク色のエプロン姿で午前7時過ぎには集まって開店の準備。県仙北地域振興局農政部普及指導課や市農林振興課職員、それにJA秋田おばこからもお祝いに駆けつけた。山田さんは「行政や家族の支援で、菜果真も10年目を迎えた。17人という大家族が同じ夢に向かって進んできた。10年の間、環境も変わり、体力も気力も少しは落ちたが、これまでの経験を生かし、一丸となってお客さんを迎え、喜んでもらえるよう笑顔いっぱいで頑張ろう」と呼びかけた。
続いて県の進藤健普及指導課長らは「菜果真のオープン10周年おめでとう。残留農薬のポジティブリストという制度も始まり、新しい課題も増えたが、皆さんが作っている安全・安心な作物への消費者の期待は大きい」と激励した。
オープンを前に次々と菜果真ファンが駆けつけ、ビニールハウス前には行列が出来るほど。17人はオープンセレモニーもそこそこに笑顔で「いらっしゃいませ」と来客を迎えた。ハウス内には収穫したばかりの新鮮なほうれん草やネギ、白菜、レタス、大根など野菜からリンゴ、タケノコ、漬け物、さらには干し餅やおはぎなど加工食品もいっぱい陳列された。
買い物かごを手にした人たちは「ここは新鮮で安いのが魅力。それにみんなの明るさと元気さが楽しいから来てます」と話した。
菜果真では10周年を記念して「菜果真音頭」も作った。会員で俳句や短歌を手がけている中野悦子さんが作詞し、山田さんの知り合いで高校教師だった同市飯田町の佐川郁夫さんが作曲した。中野さんは歌を通じて「朝採り新鮮、野菜パワーをあがってたんせ」と呼びかける。菜果真は営業は昼までで、毎週月曜日は休み。11月まで開店している。