祖父母の集い

大仙市内小友保育園

羽後町の佐藤さんが男女共同参画の講話(6月2日・金)

  大仙市内小友保育園(寺村久枝園長・園児55人)で1日、「祖父母とのふれ合いの集い」があった。おじいさん、おばあさんたちが園内の畑を耕し、園児たちがサツマイモの苗を植えたり、園内の草取りを一緒にしたもの。終わった後は県の男女共同参画事業推進役として活動している羽後町の佐藤万里子さんを講師に「漫談修業の男女共同参画」と題した講話を聴いた。

  おじいさん、おばあさんたちは孫の通っている保育園で過ごせるとあって楽しそうに園を訪れた。そして畑を耕し、園児たちと一緒になってサツマイモの苗を植えた。

  その作業の終えるのを待って佐藤さんが駆けつけた。漫談修業とあるように佐藤さんは講談師が持つ扇子を手にムードを和ませ「男は小さい時から泣いてはだめ、弱音を吐いてはだめと男らしさを求められた。そして仕事一筋に生き、最後は妻に看取られて逝くものだと都合よく考えていた。しかし、これからは高齢化社会。男が後に残る場合もある。だから男のメンツにこだわったり、一人で頑張ろうとせず、男役割、女役割を分担して、人としてどう生きるかを考えると気が楽になる。男か女かというより人として生きやすい社会こそ男女共同参画社会ではないか」と呼びかけた。

  さらに妻や恋人に暴力を振るうドメスティックバイオレンス(DV)問題も取り上げ、それがいかに女性の体だけでなく心も傷つけ、子どもにも心の傷として残ると強調し、DVのない平和で明るい家庭を築こうと訴えた。

  講話が終わって孫と一緒に会場で昼食を取っていた伊藤剛さん(62)は「退職した今はカミさんと畑仕事をしたり、食事の支度も手伝っている。共働きしている息子も嫁さんと一緒になって家事をやっている。家庭は夫婦仲良くが一番だ」と話していた。