第3セクター経営改善、福祉施設法人化
2つの調査特別委員会を議会に設置し閉会(6月26日・月)
大仙市の6月定例議会は26日、本会議を再開、上程されていた市立学校設置条例の一部改正、市長の給料を減額するための条例の一部改正など条例案8件、06年度一般会計補正予算など予算案8件、それに工事請負契約など議決を求める単行案9件の合わせて25議案を原案通り可決。さらに追加提案された教育委員会委員の任命と人権擁護委員の候補者の推薦に同意した。また「大仙市出資法人等経営改革調査特別委員会」の設置と「大仙市福祉施設等法人化調査特別委員会」の設置及びそれに伴う人事案の計6件が議事に追加され、可決、選任して閉会した。
市立学校設置条例の一部改正は協和地域統合小学校の建設に伴い協和境字岸館地内に新たに協和小学校を新設し、これまで同地区にあった荒川小学校、稲沢小学校、峰吉川小学校、船岡小学校、淀川小学校、小種小学校の6校を廃止するもの。また、市長の給料減額は納税通知の誤りや水道料金の徴収漏れなど、ミスが重なったことから管理者としての責任を負ったもので、7月1日から31日までの給料を現行月額(87万4000円)から10分の1減じた78万6600円とするもの。
一般会計補正予算は2億6488万5000円で、補正後の累計額は446億7588万1000円となる。補正による主な事業は大曲地域四ツ屋地区にある「どれみ保育園」が4月1日付けで新たに認可保育園になったことから、定員30人分の措置費として約4229万円を補正するもの。また大曲保育会で計画していた四ツ屋、中央、南保育園の施設整備事業が国庫補助採択されたことに伴い、国庫補助金と市の補助金分を併せて大曲保育会へ補助するもので約1719万円の補正など。
教育委員の任命は4月1日から就任した三浦憲一委員(60)=花館中町=の任期が前教育委員の残任期間である6月30日までだったため、その再任を求めたもの。また、人権擁護委員には南外地域の?橋弘毅氏(66)=南外字小出=が再推薦され、神宮寺地域の小林綾子氏(57)=神宮寺字神宮寺=が新規推薦された。
教育委員の三浦氏は秋田大学教育学部卒。県教育庁義務教育課主席課長補佐、六郷中学校長、県教育庁教育次長などを歴任した。
また、議会では▽ずさんな米国産牛肉の輸入に抗議し、BSEの万全な対策を求める▽違法伐採問題への対応強化▽出資法の上限金利の引下げ等、「出資の受入れ、預かり金及び金利等の取締りに関する法律」及び「貸金業の規制等に関する法律」の改正を求める▽最低保証年金制度の創設▽地方交付税の財源保証機能を堅持し、充実させる▽「仕事と生活の調和推進基本法」(仮称)の制定▽脳脊髄液減少症の研究・治療等の推進を求めるの7件の意見書を可決して、国へ提出した。
追加議事された「大仙市出資法人等経営改革調査特別委員会」の設置は、市が第3セクターで経営している温泉施設などを市当局と議会が一体となって経営改革に向けて調査特別委員会を設けて、審議していくことになったもの。また、「大仙市福祉施設等法人化調査特別委員会」の設置は、合併前の各町村が経営し、合併後は市の直営となっている特別養護老人ホームや保育園を法人化するための調査特別委員会。2つの委員会の委員は次の通り。◎は委員長、○は副委員長。
◇大仙市出資法人等経営改革調査特別委員会=◎北村稔(大曲)、○斉藤博幸(協和)、金谷道男(太田)、石塚柏(大曲)、千葉健(中仙)、竹原弘治(神岡)、本間輝男(仙北)、鎌田正(西仙北)
◇大仙市福祉施設等法人化調査特別委員会=◎大野忠夫(神岡)、○大山利吉(仙北)、藤井春雄(大曲)、渡邉秀俊(協和)、佐藤芳雄(南外)、武田隆(西仙北)、門脇一男(太田)、藤田君雄(中仙)