人口さらに1万人減を想定
夢のある田園交流都市に向けて提案(3月6日・月)
大仙市は開会中の2月定例議会に06年度から2015年度までの10年間の「総合計画基本構想」を提案しているが、その構想の中で10年後の想定人口は05年度に実施した国勢調査結果の9万3352人(速報値)より、さらに1万人減の8万3000人と設定した。その上で市では将来都市像を「人が活き人が集う夢のある田園交流都市」とし、文化と伝統、地域の特性を活かしながら新たな産業・雇用の創出と市内外との交流人口の拡大の促進に努め、自然環境と田園との調和を図りながら、安らぎと居住性、快適性の高い都市空間を目指したいとしている。総合計画基本構想の策定は大仙市として初めて。
計画では(1)人が活き地域が輝くまち(2)人が集い地域が躍動するまち(3)ともに支え合い笑顔と豊かな心に出会うまち─を基本理念としている。(1)では市民自らが夢を持ち自らの発想で地域をつくり、その喜びが実感できるよう市民と一緒に創るパートナーシップ(協働)のまちづくりを進め、地域が輝くまちを目指すとしている。(2)では農業を守り育て、地場産業の活性化や新たな産業育成と雇用の創出に努め、活力と魅力のある夢を創造するまちづくりを進め、地域が躍動する産業のまちを目指すとしている。(3)では市民がともに支え合い、安心して生き生きと健康に暮らせる環境の整備に努める。また他地域から人々を引きつける魅力ある空間を創造し、笑顔と豊かな心に出会うまちを目指すとしている。
このための重点的な取り組みは子育て環境と支援体制の充実、健康で生き生きと安心して生活できるよう各種保健・医療・福祉サービスの充実を挙げている。また生活の基盤である道路、上下水道の整備としては幹線道路ネットワークの構築と高齢者、障害者の交通確保に向けた交通システムの検討、そして公共下水道、農業集落排水、浄化槽の一体的推進に取り組みたいとしている。さらに若年層の雇用確保と地域活力の創出に向けては地場産業の育成と福祉分野での雇用の拡大、企業誘致活動で雇用の場の創出、農業経営の安定と持続的発展に努めたいとしている。
構想実現に向けては行政の効率的・効果的な運営に努め、類似施設の統廃合や未利用所有地の活用を図り、職員の政策立案の能力の向上を目指したいとしている。また行財政改革の推進と効率的な財源の配分で、最少の経費で最大の効果を挙げる施策・事業システムの実施?を強調している。また市民や事業者らが地域経営に主体的に取り組めるようまちづくりに関する情報を広報やインターネットで提供する情報公開コーナーの充実を図り、開かれた行政を目指すとしている。そして市民参加の枠組みの整備や多彩な地域づくりの実施などで、協働型のまちづくりが進むような施策を展開したいとしている。