県警と仙北署、田代派の運動員、買収容疑(3月7日・火)
昨年10月30日に投開票が行われた仙北市長選で、県警捜査二課と仙北署は6日夜、旧西木村長・田代千代志派の運動員で無職・山部利雄容疑者(75)=仙北市田沢湖字梅沢森腰=を公職選挙法違反(買収)の疑いで逮捕した。
調べによると山部容疑者は昨年10月上旬、同市内の有権者数人に対し、田代氏への投票と票の取りまとめなどを依頼し、それぞれ現金数万円を渡した。また同月下旬にも同様の狙いで現金数万円ずつ渡した疑い。
田代氏は7日朝、本紙からの取材に対し「ただビックリしている。私のために一生懸命やってもらっているという認識はあったが、買収までしていたとは考えられない。昔と違って今の時代に買収するなんて」と話した。田代氏は4月9日告示、16日投開票が行われる仙北市議選に向けて立候補の準備を進めているが、それに対しても「出馬すべきかどうか考えなければいけない」と見送りも示唆した。
仙北市は昨年9月20日に角館町、田沢湖町、西木村の3町村が合併して誕生。その初の市長選には旧3町村から新人1人ずつが立候補し、旧角館町長の石黒直次氏が約9800票を獲得して初当選。田代氏は約5400票で最下位だった。