犠牲者は4人
除雪費は約12億7000万円に(3月10日・金)
大仙市の市民生活部は10日現在までの今冬の「地域別雪害事故状況」をまとめた。それによると屋根の雪下ろしで転落し、亡くなったのは大曲地域で1人、中仙地域2人、太田地域1人の計4人で、負傷は36人だった。市では亡くなった4人の市民には弔慰金を出すことにしている。
雪で住家が一部損壊したのは3件、非住家の倒壊は11棟、一部損壊は3件だった。また牛舎1棟の倒壊を含む農業用施設の損壊は29件あった。さらにホームタンクから灯油を移し取った後、バルブの閉め忘れや落雪でバルブを破損させ、油が流出した事故は6件あった。農業関係の被害は約1500万円に及んだ。
一方、除雪経費として同市では当初約6億4000万円の予算を計上していたが、今冬の豪雪で2回の補正予算を組み、除雪経費は約12億6800万円にもなっている。降雪による除雪車の早朝一斉出動は2月13日で終わったが、中心市街地では住宅地の空き地や公園などに寄せられた雪の山の排除で除雪機は現在も稼働している。
同市では1月10日に栗林次美市長を本部長とする「大仙市豪雪対策本部」を設置したが、雪崩や地滑りの可能性もあるとして本部は解散してない。同市の記録では最高積雪深は2月12日の175センチだった。累計積雪量は756センチで、降雪日数は70日だった。48豪雪と言われた昭和48年(1973年)は最高積雪深は221センチ(2月2日)に達し、累計降雪量は10メートル、降雪日数は110日間だった。