スノーボード中に遭難か

秋田市の男性

休業中の千畑スキー場で遺体で発見(3月23日・木)

  22日夜、秋田市新屋栗田町30の4、秋田保健所職員の金谷淳さん(35)の家族から「息子の車が美郷町の千畑スキー場で見つかったが、本人の行方が分からない」と大仙署に届出があった。同署から5人の警察官が現場に駆けつけ、ゲレンデ周辺を捜したが見つからず、23日朝6時から県警ヘリ「やまどり」の応援を得て警察官や大曲仙北広域消防本部の署員ら18人で捜索した結果、午前8時2分ごろスキー場の中腹で倒れている金谷さんの遺体を美郷町山岳会員が発見した。金谷さんの父親が現場で本人と確認した。

  千畑スキー場は西武グループの中核企業「コクド」が運営するものだが、今シーズンは休業状態だった。大仙署の調べによると金谷さんは21日に行き先を告げないで出かけ、翌22日、職場から「欠勤している」との連絡があり、家族が捜索を開始。本人がこれまで行ったことのある県内のスキー場を中心に探したが見つからず、千畑スキー場に行ったら本人の車が見つかった。

  金谷さんは休業状態の千畑スキー場で一人、スノーボードを楽しんでいるうちに遭難したものと見られ、同署で死亡時間や死因などを調べているが、スノーボード滑走中に何らかのアクシデントに見舞われ身動きがとれなくなり、凍死した可能性が高いことが、その後の大仙署の調べで分かった。同署によると金谷さんは同スキー場のゴンドラ終着点から、さらに北東側へ60メートルほど上の立ち木が点在する地点であおむけの状態で発見された。金谷さんは右足を骨折していたが、ほかに目立った外傷はなかった。