交通安全ハガキコンクール

交通安全功労者・功労団体

大仙市で合同表彰式、胸を打つ子どもたちのハガキ(3月28日・火)

  大仙市の交通安全対策協議会(会長・栗林次美市長)では昨年暮れ、旧大曲市内の小学6年生を対象に募集した「交通安全ハガキコンクール」の表彰式と「交通安全功労者・功労団体」の表彰式を27日、市役所で行った。旧大曲市交通安全対策協議会の事業としての実施したもの。

  ハガキコンクールは「子どもたちからの交通安全の呼びかけこそ、ドライバーの心に響く」と、その効果に期待して行っているもの。昨年11月に市内8小学校から募集した結果、342通のハガキが集まった。そしてハガキに書かれた文章を大仙警察署の伊藤主税交通課長や交通安全会協議会の小西安太郎会長、交通安全母の会の小國ヱイ子会長らが審査、優秀賞4点と優良賞9点を選んだ。

  子どもたちが交通安全の願いを込めて書いた作品はどれも胸を打つものばかり。「私の母の外国の友達は飲酒運転をして人を死なせてしまいました。その人は全てをお金で済ませたようですが済ませたからといってすぐ忘れられるようなことではありません。そのことは一生心の中に残ってしまいます。だから飲酒運転は絶対にやめましょう」と優秀賞に輝いた牛込アンナさん(大曲)は訴える。

  この他、「飲酒運転・スピード違反、その一つ一つのあなたの違反が家族の笑顔をうばいます」と呼びかけたり、「出かける時は反射シールをつけて目立つ服装で」と高齢者の事故防止を訴えるハガキもあった。

  集まったハガキは交通安全母の会の人たちが無作為に選んだ名簿の中から宛て名を書いて昨年暮れから正月にかけドライバーに郵送、子どもたちからの声として届けた。

  27日の表彰式には受賞者と交通安全関係団体の代表者ら約50人が集まった。久米正雄助役は「昨年の交通事故による犠牲者は一昨年に比べ9人多い15人となった。道路環境の整備と高速化で交通の利便性は高まっているが、その一方で高齢者の交通事故の多発が懸念されている。市としても交通安全思想の普及と交通安全施設の整備を図り、交通安全対策の充実に努めたい」とあいさつし、ハガキコンクール入賞者と交通安全功労者・功労団体の表彰を行った。

  交通安全ハガキコンクール受賞者と交通安全功労者・功労団体は次の通り。

  ◇ハガキコンクール▽優秀賞=佐藤駿平(大曲)、牛込アンナ(同)、宮内優奈(花館)、高橋香織(角間川)▽優良賞=佐藤朝美(大曲)、伊藤成美(同)、齋藤真緒(同)、白鳥秋菜(花館)、佐藤詩緒理(四ツ屋)、佐藤翔平(東大曲)、澤田浩充(藤木)、伊藤琴美(内小友)、荒川祥貴(大川西根)

  ◇功労者・団体

  高階光智(大曲大町)=地区安全会理事として、地域住民の交通安全意識の啓発に努めると共に交通安全運動期間中は率先して街頭指導に尽力した。

  井関由紀夫(大曲若竹町)=町内会の広報担当として、交通安全標語入り看板の設置に協力するなど、交通安全の普及・警護活動・事故防止に努めている。

  伊藤常雄(飯田)=地区交通安全会理事として児童生徒の登校時に街頭指導を行っている他、交通安全に向けた講習会や座談会を企画するなど事故防止に努めている。

  齋藤廣士(四ツ屋)=地区交通安全会役員として、交通安全運動期間中は生徒の登下校時に街頭指導を行っている他、地域の老人クラブにも交通事故防止の声かけ運動を展開している。

  戸嶋惣太郎(同)=地区交通安全会役員として、交通安全思想の普及と地区の交通安全組織の育成に尽力している。

  川目保育園=住宅の増加に伴う交通量の増加から職員をはじめとする園を挙げて交通安全教室を開催し、事故防止に努めている。

  株式会社藤嶋建設=地区安全会事業に理解を示し、夏場には68カ所ものカーブミラーの清掃、冬は十字路やT字路の除雪作業などボランティアに努めている。

  大川西根老人クラブ連合会=交通安全運動期間中は街頭指導を行い、春には通学路のクリーンアップ作業を、さらに保育園児を交えての高齢者交通安全教室を開催するなど事故防止に努めている。

  有限会社内小友自動車工業=春の地区交通安全会の集いには全社上げて協力し、交通安全思想の啓発に努めている。