健康のアンケート調査

大仙市で実施

中・高校生は揺れる心の一面も、一般は運動不足(3月30日・木)

  大仙市は「健康大仙21計画〜笑顔かがやくまちをめざして!〜」をまとめるに当たって、その基礎資料とするため昨年8月、中学・高校生1000人と20歳以上の一般市民2500人を無作為に抽出して「健康」に関するアンケート調査を実施した。健康大仙21計画は22日の紙面で紹介しているが、今回はアンケート調査にスポットを当ててみたい。アンケートの回収率は中学・高校生は995人で99.5%、一般市民は1417人で56.7%だった。

  まず中学・高校生の「心の状況」に関する調査では「朝の気分」が「いつもすっきりしている」は13.9%と少なく、「時々すっきりしない日がある」は44.2%、「すっきりしないことが多い」は41.4だった。また「学校が楽しいか」では「楽しい」と答えた生徒は約6割を占め、「楽しくない」は7人に1人の割合だった。

  一方、ストレスを「強く感じる」は20.1%と5人に1人で「ある程度感じる」は63%を占めた。また家庭や学校で「張り合いのある生活を送っているか」では「はい」と答えた人は23.7%で、「いいえ」と否定したり「どちらとも言えない」を合わせると76.3%と高かった。さらに「悩みや相談事を聞いてくれる人はいるか」では「何人もいる」が27%、「少しいる」は62.2%、「全くいない」は10.6%だった。

  こうしたことから中・高校生からは「学校は楽しい」ものの、ストレスを感じたり生活に張り合いを持てない〃心の揺れ〃が感じられる。

  次に生活習慣では「朝食を食べてるか」では「毎日食べる」は78.8%と高率だが、週に数食抜く人が1割強だったり、「ほとんど食べない」が8%あった。その割合は男性がやや高めで、中でも高校生の欠食率が高かった。また「朝食はおいしいか」では「いつもおいしい」は56.5%で、「時々おいしくない」や「おいしくない」「食べない」を合計すると43%に達した。
「野菜を毎日食べてるか」では「食べている」は55.7%で、「ほとんど食べない」は7.8%という数字となり、食生活の改善に向けた指導も問われる結果となった。

  睡眠に関しては「睡眠が足りている」は30.6%、「不足ぎみ」は46.6%、「足りない」は22.5%だった。しかし、1日の睡眠時間を尋ねると「5時間未満」は8.8%と少なく、「6時間未満」から「8時間未満」が大半を占めた。

  運動については「何らかの運動を毎日している」は50.8%と半数を占め、「ほとんど・全くしていない」や「週1回程度」を含めると運動量の少ない人は4人に1人の割合だった。

  喫煙や飲酒については「ここ1年間でタバコを吸ったか」では全体での喫煙率は4%だが、高校生の男子2年生以上は12%強の喫煙率となった。また「ここ1年間でお酒を飲んだか」では「ある」が25.9%とタバコに比べ高率だった。特に高校3年生の男子では53.5%と半数以上を占め、女子でも3〜4割と高かった。「大人から酒を勧められたことがあるか」では32.2%という状況であり、酒に関しては大人にも自覚が求められる結果だった。

  最後に虫歯の「有無と本数」では虫歯が「ある」は全体の35.5%で、中学生の30.8%に対し、高校生は40.3%と高くなった。また虫歯の本数では「2本」以下が54.1%で、「5本」以上は10.7%だった。

  20歳以上の一般を対象にした調査ではまず「健康状態」では「非常に健康だと思う」が6.1%、「まあ健康の方だと思う」は66.8%で合わせて72.9%は「健康」だった。しかし、「健康でない」と思う人も4人に1人となった。また60歳代を境に「健康でない」とする比率が急激に高くなる傾向も見られた。さらに「やせている」「肥満」の人の約3割が「健康でない」と答えており、ストレスの面でも「強く感じる」人は健康でないとする比率が43.1%となるなど「ストレス」と「健康」の関連は深いかかわりがあることも示された。

  治療中の病気を複数回答で求めた結果、「高血圧・狭心症」など「循環器疾患」での治療中が21.5%と多く、「眼科疾患」が10.2%、「股関節」など整形外科疾患が7.2%だった。さらに「胃潰瘍」など消化器系疾患が7%、「糖尿病」など代謝性疾患は4.9%、「高脂血症・高尿酸血症」も4%と続いた。

  肥満については「正常域」は68.2%で、「やせている」は5.5%と少なく、「肥満」は23.4%だった。次に食生活で「気をつけて実行していること」では「野菜を多く摂る」が最も多く76.7%、次いで「塩分を控える」が62.4%、「カルシウムの多い食べ物を摂る」が57.1%などだった。

  運動については半数近くが「ほとんど・全くしてない」との回答であり、年齢層では30代が最も多かった。歯の健康では定期的に受診しているは18.6%で、「受けていない」が75%近くを占めた。自分の歯が「24本以上あるか」に関しては20代は91%があるが、50代を境に急激に減少している。

  飲酒と喫煙については男性の76.2%、女性の29.5%はお酒を飲み、「ほとんど毎日」が男性67.7%、女性は28%だった。飲む量に関しては日本酒に換算すると男性は「2合」以上が45.3%と半数近くを占め、女性は「1合未満」が3人に1人だった。タバコの喫煙率では男性が40.8%で、女性は6.8%だった。1日平均の喫煙本数は男性は「20〜24本」が42.5%で最も多く、女性は「10〜14本」が44.4%という結果だった。20本以上のヘビースモーカーは男性で61.1%、女性でも22.2%という数字が出た。

  ストレスの有無では「とても感じる」が13.8%、「ある程度感じる」が65.8%で、5人に4人は何らかのストレスを感じていると答えた。年齢別では男女とも加齢に従ってストレスも軽くなっているのが伺えた。心の健康では「生きがい」や「張り合い」を持っているかでは48.5%と約半数が生きがいを持っていた。