大仙市太田町

花の里づくり

横沢公園のスイセンは今が花の宴(5月10日・水)

  花の里づくりを進めている大仙市太田町では今、路肩に植えられた鮮やかな黄色のスイセンが一斉に咲き出して見ごろとなっている。町内のあちこちに「水仙ロード」と名づけられた道路があって、連休と同時に咲き出した。場所によっては終わりかけたが、横沢公園はまさに今が満開。残雪の奥羽山脈を背景に春爛漫の花の宴だ。

  同町の水仙ロードは1964年、今泉集落の子供会が元中学校の教師だった高橋修三さん(故人)の指導を受けて土地改良で整備された当時の村の道路の路肩にスイセンの球根を植えたのが始まり。

  以来、村(当時)を挙げての花いっぱい運動が始まり、71年には小曽野集落の老人クラブが全県花壇コンクールで2年連続特別賞を受賞。さらに83年には太田中学校が第20回全国花いっぱいコンクールで最高賞の内閣総理大臣賞に輝くなど、これまで数々の賞を受けている。

  こうした賞も励みになって92年には「花の里づくり基金」500万円を設置、太田ミニ花壇フェアも始まった。そして1995年から「水仙ロード」の拡大事業も始まり、北川口地区から奥羽山荘までの3キロにスイセンの球根5000個を植えた。さらに横沢公園の整備事業に合わせて園内に580平方メートルの花壇を造成、世界のスイセン67種約2万5000本を植えた。同公園では今、そのスイセンが見ごろとなっている。

  「太田花の里づくり」の事務局でもある太田公民館が今年2月に発行したカラー刷りの「太田花の里マップ」によると北川口花の会や花を育てる会、ひがし幼稚園、太田東小学校、太田郵便局など団体で育てている花壇だけで34カ所もある。さらに個人が自宅の庭につくって公開している花壇だけで25カ所も。

  スイセンが終わっても、これからはそうした花壇が訪れる人たちの目を楽しませるという。その花壇の中には県が実施した「花と歴史遺産めぐりスタンプラリー」の観光スポットとなった小神成集落花壇や太田中学校の花壇もある。そして9月2日から9日間、その太田中学校の校庭を会場に今年もミニ花壇フェアが開催される。