大仙市遺族会

連合会総会

7月に戦没者追悼式開催へ(5月11日・木)

  大仙市遺族連合会総会が11日、同市大曲浜町のグランドパレス川端で開かれた。遺族会は戦没者の英霊をまつり、遺族の親睦と福祉増進を図るのを目的としている。合併前までは各市町村にあった遺族会だが、昨年3月22日の大仙市誕生によって各単位の遺族会も一体となるべきだと6月に連合会を設立、会員1900人の団体となった。

  この日の総会には代議員をはじめ、役員合わせて36人が出席。品川隆美会長(大川西根)は「私たち遺族会は戦地で亡くなられた3405柱の英霊をまつり、会員の福祉向上を目的に運営されている。昨年は戦後60年として天皇、皇后両陛下が太平洋戦争の激戦地であったサイパン島を慰霊訪問され、遺族にとっては無上の喜びだった。戦争の記憶が風化される中、真の平和を願う私たち遺族会の果たすべき役割は重要だ。これからも手を取り合ってその目的達成のため頑張りたい」と述べた。

  続いて栗林次美市長も「私自身も戦後生まれで、戦争を知らない世代が人口の大半を占め、戦争という言葉の意味が薄れつつある。それだけに戦争の悲惨さや平和の尊さを後世に伝えることが大事だ」と述べ、「市としても平和施策の推進や遺族会の福祉向上へ支援していきたい」と強調していた。

  総会では昨年まで各地区で行っていた「戦没者追悼式」を7月12日に中央公民館で実施し、10月14日に秋田市の県民会館を会場に行われる「戦没者追悼式」にも多くの遺族が参加するよう呼びかけていくことなどを決めた。

  また遺族会の会員も高齢化してきていることから、品川会長は遺児の会と婦人部を一体化した「女性部」とし、活動の充実を図りたいと述べた。会員からは遺族会の活動を知ってもらうためにも各地区での事業や遺族会に向けた広報活動の充実を望む声もあり、事務局の市社会福祉課では「検討したい」と述べていた。