大曲人権擁護委員協議会

永年の人権擁護活動で11人を表彰(5月12日・金)

  大曲人権擁護委員協議会の定時総会が12日、大仙市佐野町のフォーシーズンで開かれた。秋田地方法務局大曲支局管内の人権擁護委員は大仙市26人、仙北市11人、美郷町7人の44人からなる。

  法務省及び全国人権擁護委員連合会は最近の児童、高齢者、障害者への虐待や夫・パートナーからの女性への暴力、小中学生による殺傷事件など残忍で痛ましい事件を背景に、06年度の啓発活動重点目標を「育てよう一人一人の人権意識」を主題に、思いやりの心と命の大切さを呼びかけたいとしている。

  総会で佐井悦雄会長は「人権啓発活動の普及には小さいころからそうした気持ちを育てることが大事であり、今年も小中学校を対象に人権標語や作文コンテストを実施し、多くの児童・生徒に人権尊重の大切さを考えてもらうようにしたい」と述べた。

  来賓として出席した栗林次美市長も「人権問題も時代の移り変わりとともに複雑化し、自己中心的な感情での児童への痛ましい事件、女性への差別、お年寄りを巻き込む事件などが報道されている。少子高齢社会から人口減少へとつながっていくこれからは、地域社会の絆を守るのが大事であり、人権の尊重は自由・平和の基礎でもある。皆さまの努力の積み重ねが明るい社会の実現につながるものと確信している」とその活動をたたえた。

  総会では「人権擁護委員の日」の6月1日に特設人権相談所の開設や小学校を会場にした人権教室の開催などの事業計画を決めた。また永年、人権擁護委員として活動した11人の表彰と役員改選も行った。受賞者と役員は次の通り。

  ◇法務省人権擁護局長感謝状=長谷川大三(美郷町)、佐々木眞一(大仙市)、進藤美津子(同)

  ◇全国人権擁護委員連合会長表彰=石橋正子(仙北市)、佐藤貞一(同)

  ◇仙台法務局長感謝状=山形則男(仙北市)、樫尾輝子(大仙市)、大友佐十郎(同)  ◇秋田地方法務局長感謝状=宇野聖子(大仙市)、杉山美紀子(同)、鈴木祐子(同)

  ◇役員▽会長=佐井悦雄(大仙市大曲・再任)▽副会長=長谷川大三(大仙市神岡・新任)、草薙紀雄(仙北市角館町・再任)