大仙市で子どもつり大会

全長30センチの大物も

小・中学生がへら鮒釣りを競う(5月13日・土)

  大仙市の「第26回大曲子どもつり大会」が13日、飯田沼のつり公園で開かれた。午前6時からの大会には小学生7人と中学生6人の計13人が参加、午前10時までの4時間、子どもたちは釣り糸を垂れてへら鮒釣りに挑戦した。

  飯田沼は雄物川の改修でできた三日月湖。広さは約1.3ヘクタールで、へら鮒釣りの名所として1974年に当時の大曲市が県内初の「つり公園」に指定、周辺を整備した。大曲へら鮒釣研究会も毎年のようにへら鮒の稚魚を放流、資源保護に力を入れている。

  子どもたちは大会開始と同時に思い思いの場所に陣取り、エサを調合し、釣り竿の先の「浮き」の動きをジッと見つめた。お父さん、お母さん、それにおじいさんの応援もあって、子どもに代わって釣り針にせっせとエサをつけてやる姿も見られた。

  へら鮒釣りはその場所にあったエサをどう作るかで釣果を左右するという。釣りのベテランのお父さんらのアドバイスを受けてビタミン入りのイモ、クロレラ入りの藻べら、バラケマッハ、アサダナ一本などをミックスし、魚がエサに飛びつく工夫を凝らしていた。

   しかし、この日は曇り空であいにくの寒さ。このため魚の動きも鈍く、中々、釣れない子どももいた。そうした中、釣り竿に強い当たりがあって、銀鱗を輝かしながら釣られたへら鮒が顔を出すと「やった!」と応援する家族からは歓声も。釣りに成功した子どもたちは「エサに飛びついて、引いて来る瞬間の手応えがすごい」と話していた。最多で26匹の釣果を上げた子もいた。

  大会は大仙市の主催。そして市内の釣具店や大曲へら鮒釣研究会、仙北漁業協同組合大曲支部、巨へら会の協賛で、釣り具など豪華賞品の提供もあった。成績は次の通り。

  ◇小学生の部▽1位=小西孝洋(花館6年)1200グラム▽2位=佐藤佑香(大曲6年)940グラム▽3位=大屋敷拓(四ツ屋5年)480グラム

  ◇中学生の部▽1位=斉藤学志(千畑中2年)6540グラム▽2位=小山雄暉(大曲3年)1490グラム▽3位=高橋康弥(同)750グラム

  ◇珍魚賞=佐々木航(大曲小4年)ウグイ

  ◇大物賞=斉藤学志(千畑中2年)30センチ