スギッチを板金加工

大仙市の中嶋精密製作所

「わか杉国体に役立てて」と市に寄贈(5月18日・木)

  左から栗林市長と中嶋社長、佐藤専務大仙市戸地谷字川前の株式会社中嶋精密製作所は07年の「秋田わか杉国体」を盛り上げてもらいたいと18日、大仙市役所に国体のマスコットとなっている「スギッチ」のキャラクターを板金加工し、同市に寄贈した。中嶋貞明社長(67)と佐藤正専務(56)が訪れ、「来年で古稀を迎えるので、その記念を兼ねて国体のため、会社の技術を活かしたかった」と栗林次美市長に趣旨を述べた。市長は「とても素晴らしいキャラクターで、国体の選手、役員にも観てもらい大会を盛り上げたい」と喜んでいた。

  板金加工したキャラクターは高さがステンレスの台座を含め1.35メートル、幅は1メートルで、重さは40キロほど。佐藤専務が4月中旬に国体推進事務局を訪れ、寄贈の申し入れを行った。そして板金で製作し、東京の業者に焼付け塗装を委託し、仕上げた。  同社は県にも申請して「スギッチ」の意匠許可を取得、そのキーホルダーも製品化し、仙北地域の横堀小学校と高梨小学校に390個をプレゼントしている。

  中嶋さんは「板金加工という仕事を始めて50年、そして来年は古稀。皆さんに喜んでもらえることをしたかった」と笑顔を見せた。

  大仙市はわか杉国体の「軟式野球」と「なぎなた」、「ハンドボール」、それに一部だが自転車の「ロード」会場となる。またデモンストレーション競技としてフライングディスク、グラウンドゴルフの会場にもなる。ステンレスの台座には市が国体に向けて募集したオリジナルキャッチフレーズ「ドキドキ大仙  大熱戦!」も描かれ、右手に国体の炬火(きょか)を握った板金製のスギッチのキャラクターは可愛らしく、人気を呼びそうだ。

   国体準備事務局では同社に国体までの残り日を示す「残歴版」の製作も依頼。キャラクターと一緒に同日から市民ホールに展示された。また27日から28日まで大曲体育館を会場に国体リハーサルとして開かれる「第47回都道府県対抗なぎなた大会」にもキャラクターを展示、同事務局では「選手や役員の記念写真として喜ばれるのでは」と期待している。