「秋田内陸縦貫鉄道」刊行
大館市のアマチュアカメラマン・工藤さん(5月23日・火)
仙北市角館駅と北秋田市の鷹巣駅とを結ぶ秋田内陸縦貫鉄道と沿線の風景を写した写真集「秋田内陸縦貫鉄道」が無明舎出版から刊行された。大自然の中を走る列車と秋田の風土豊かな情景が100点の写真でまとめられている。
著者は大館市立総合病院の診療放射線技師、工藤寿さん。工藤さんは秋田内陸縦貫鉄道が今年で開業20周年を迎え、内陸線サポーターから写真集出版の話が出たのを聞いて名乗り出た。工藤さんは父が旧国鉄職員であったことから、幼いころから鉄道に興味を持ち、中学時代には奥羽本線から蒸気機関車(SL)が消えるのを知って、SLの写真を撮り始めた。高校に入ってからは北海道までSLを追った。そのころ一時的に復活した阿仁合線の蒸気機関車も撮っていた。
その後、しばらく写真からは遠ざかっていたが、内陸線は日本の原風景を思わせる風景に出会え、JRの路線とは違い、撮影する人も少なく、思う存分撮影できると過去4年間、毎週のように内陸線沿線に通って写真を撮りためた。その画像は約1000点にもなっていた。そして無明舎を通じての出版となった。
写真集は20センチ×20センチの大きさで110ページ。税込みで2100円。県内の書店や秋田内陸線鷹巣駅、阿仁合駅、角館駅、急行「もりよし」車内、それにWEBサイト「おおだてステーション」、わらび座売店で販売している。