大仙市、安全パトロールを強化
職員も朝と午後、全小学校を巡回(5月29日・月)
子供の安全を守ろうと大仙市では今年1月31日から、公用車100台に「子ども安全パトロール実施中」の蛍光ステッカーを貼って、小学校の通学路を中心に巡回パトロールを実施しているが、そのパトロールをさらに強化しようと29日から市職員による巡回パトロールも始まった。藤里町での米山豪憲君事件を受けての体制強化で、同日から6月いっぱい市内31小学校全ての通学路を朝夕、職員が公用車でパトロールし、子どもたちの安全を見守る。
そのパトロール車の一斉出発式が同日午後2時から本庁正面玄関前で行われた。本庁の管内には8小学校があり、8台の公用車と運転する8人の職員が整列。この日から土日を除く毎日、午前7時から同8時までと午後2時から同4時までの2回、公用車で職員が当番制で巡回する。午後の巡回ではパトロールの職員が学校に寄って、教員にも乗ってもらい、各学校が危険個所をチェックして作った安全マップを見ながら通学路を走る。
また放送設備を備えた車両は要所、要所で停車し、パトロール中であることをアナウンスし、子ども達の安全確保のための見守りや情報提供の協力を住民に呼びかける。
巡回する職員は総務課から人事課、議会事務局、水道局、秘書広報課まですべての課に割り振った。全職員が危機感を持って子どもの安全を守るためのパトロールすることで、不審者の発見や交通事故防止にもつながるはずと期待する。
出発式で消防安全課の佐藤和夫課長は「小学校だけでなく、中学校、保育園、幼稚園の周辺もパトロールし、さらに犯罪の起こりやすい空き家や空き店舗、公園、それに湖沼や用水路など危険カ所も巡回し、不審者や不審な車を見つけた場合は、大仙警察署、消防安全課、教育委員会に通報し、子どもの保護に力を入れてもらいたい」と注意していた。
栗林次美市長も「藤里町でのあのような事件が起きてから小さいお子さんを持つ保護者は大変、不安を訴えている。教育委員会、学校、それぞれの地域の見守り隊の皆さんも対応しているが、市としても一緒になって子どもの安全確保に乗り出すことになった。保護者の皆さんと声をかけながら、全体でこの地域の安全を守っていくよう頑張ってもらいたい」と激励した。