男女共同参画推進へ

大仙市で男性料理教室

ソバ打ち体験、「台所に立つのも楽しい」と好評(11月2日・木)

  大仙市の西仙北高齢者ふれあいセンターでこのほど「男女共同参画推進のための男性料理教室」が開かれた。男女共同参画の意識を高めるためには、男性にも家事に関心を持ってもらい、家庭での性別役割分担意識の解消を図りたいと市役所企画部男女共同参画室が主催した。

  今回は「ソバ打ち体験」をテーマに広報を通じて定員10人までとして参加者を募ったところ、西仙北地域だけでなく市内各地から定員を大幅に上回る申し込みがあり、最終的に13人を受け入れての開催となった。参加者はまず、男女共同参画社会をテーマにしたビデオを観賞した後、大曲エンパイヤホテル料理長で、大曲仙北料理研究会支部長の星宮多賀司さんを講師に「ソバ打ち」に挑戦した。

  ほとんどが初めてのソバ打ち体験で、ソバ粉の練りや伸ばし方を星宮さんがまず実演。それを目で学んでからいよいよ実体験となり、用意したボウルの中にソバ粉、小麦粉、そして水を入れてかき混ぜるとソバは次第に固まって餅のような状態になった。エプロン姿の男性たちはそうした作業を嬉しそうに続け、ソバ粉、小麦粉、水の分量、そしてソバ練りに使う打ち粉やめん棒など材料の入手先、さらにはそば汁の作り方などを次々と講師に質問。会場は和気あいあいの雰囲気となった。

  餅のような状態となったソバの固まりを今度はのし台に置いては打ち粉を振りまき、めん棒で伸ばし始めると「ソバ職人になったみたいだ」と参加者は目尻を下げて喜んだ。そして慣れない手つきでソバ切り包丁を裁き、幅1.3ミリほどにとのアドバイスを受けながらソバ切りを終えた。参加者は「うまく切ったはずだ」と自信タップリだったが、鍋に入れてゆでてみると思った以上の太さに苦笑い。「やはり、そうは問屋は卸さない」とソバ打ちの難しさに納得しながらも、星宮さんが作ったそば汁で「ざるそば」の試食を始めるとみんな「うまい」と大はしゃぎ。センターを利用していたお年寄りにもご馳走されたが、おばあさんたちは「男の人たちが作ったソバもおいしいものだ」と大喜びだった。

  参加した男性たちは「ソバだけでなくメニューを変えてこれからも料理教室を継続して欲しい」「台所に立つのが楽しくなりそうだ」と好評だった。