県が県内62店舗を調査
昨年同期より約13円高値(11月9日・木)
立冬(7日)を迎え、暖房器具の世話を受ける季節となったが、原油高の影響で灯油代の高値傾向は治まりそうもない様子だ。県が10月20日現在でまとめた調査結果によると、配達価格は大仙市で1リットル当たり84.43円だった。これは昨年同期よりも12.82円の高値となる。3年前に比べると約38円も上がったことになる。今年もため息の出そうな灯油価格で冬を迎えそうだ。
県内62店舗を対象に調べた結果で、10月20日現在での灯油配達価格(いずれも1リットル)は横手市85.91円で最も高く、次いで大仙市の84.43円、湯沢市84.42円、能代市82.71円、由利本荘市82.41円、男鹿市82.12円、秋田市81.29円、鹿角市79.96円、大館市77.58円となって、平均価格は82.26円となり、前年同期に比べ平均価格でも10.96円高い。
昨年10月20日現在の県平均価格は1リットル当たり71.30円だったが、需要が高まるに従って価格は値上がりし、今年2月20日現在では82.94円平均と約11円も上がった。そして今年10月20日現在の平均価格は82.26円でスタートしたが、これから寒さに向かって灯油の需要の伸びに従って値上げも必至で、この冬は家計にとっても厳しいものになりそうだ。
一方、大仙市第3セクター・直営温泉施設の支配人等定時連絡会によると直営も含めて8つの温泉施設で消費する年間の灯油量は約132万リットルで、今回のように約13円の値上がりだけで「年間約1716万円もの経費高となって経営が直撃される」と厳しい顔だ。このため同連絡会では「お互い情報交換を図って、少しでも安い値段で灯油を取り引きし、経費削減に努めたい」と真剣だ。