強首温泉郷で開催
名人戦、一般の部、小学生の部と熱戦を展開(11月13日・月)
第23回東北将棋大会大仙市長杯争奪戦と第75回東北学生将棋大会は12日、強首温泉郷の雄物川観光「おも観荘」で開かれた。市長杯争奪戦の一般の部には、県外からの40人を含め105人が参加、小学生の部には5人の参加があり、それぞれ熱戦を繰り広げた。
大会は日本将棋連盟仙北西部支部と東北学生将棋連盟の主催。大会委員長の小松栄治支部長は「将棋大会も今回で23回目を迎えた。今日は日ごろの力を存分に発揮し、楽しい試合を展開してもらいたい」と歓迎のあいさつ。続いて佐藤主憲西仙北総合支所長も「皆さんを心から歓迎したい。試合は最後まであきらめず、入賞を目指して名勝負を繰り広げてもらいたい」と激励した。
会場では岩手、山形、青森、宮城、それに秋田県代表の2段から最高8段のベテラン棋士12人は名人戦を展開。一般の部はA級(3段以上)、B級(初段〜2段以上)、C級(1級程度まで)のクラスごとと、小学生の部に分かれて試合が行われた。小学生の部にはお母さんやお父さんの応援もあった。
試合はそれぞれ1人20分の持ち時間を与えられた。試合が始まると会場には緊張した空気が流れ、パチリパチリと将棋の駒を動かす音だけが静かに響いた。早めに終わった選手らは名人戦の対局を見学し、その理詰めの将棋の技に感心しながら、「いい勉強になった」と頭に試合のイメージを刻んでいた。また、会場では東北学生将棋大会の個人戦も行われた。
前々日に終わった団体戦では東北大学が38連覇を飾った。参加者へのプレゼントは強首名産の白菜。参加者たちは試合後、温泉につかりながらお土産の白菜を手に「ご馳走になります」と喜んで帰った。
成績は次の通り。
◇名人戦▽1位=鈴木勝裕5段(秋田市)▽2位=佐藤弘康4段(鹿角市)▽3位=杜碩4段(仙台市)
◇A級▽1位=古谷幸大(山形市)▽2位=高橋友一(にかほ市)▽3位=鈴木智之(仙台市)
◇B級▽1位=今川慧(美郷町)▽2位=長谷川隆一(秋田市)▽3位=太田雅俊(仙台市)
◇C級▽1位=出雲光好(大仙市)▽2位=武田直友(秋田市)▽3位=工藤文雄(大仙市)
◇小学生の部▽1位=田中大貴(秋田市)▽2位=小濱貴文(同)▽3位=菅良太(湯沢市)
◇大学生の部▽団体戦1位=東北大学▽2位=東北学院大学▽3位=岩手大学
◇個人戦の部▽1位=初田義明(東北大)▽2位=星宮謙(東北学院大)▽3位=柳谷翔太(岩手大)