国指定名勝「池田氏庭園」

写真切手シートを販売中

池田家顕彰会「四季の十景」を収める(11月16日・木)
 

  大仙市高梨の国指定名勝「池田氏庭園」の保存と整備、活用を支援している「池田家顕彰会(伊藤稔会長)」では、庭園の四季の風景などの写真を基にした切手シート「池田氏庭園  四季の十景」を作製、販売している。シートは80円切手10枚組で1セットの台紙付きで1500円。1000部印刷した。さる11、12日の同庭園特別公開で現地販売されたが、400部も売れるなど好評だった。現在、通信販売でも受け付け中。

  切手シートはB5判サイズ。庭園の象徴的存在である国内最大級の雪見灯籠の四季の姿や重厚な薬医門、県内初の鉄筋コンクリート造りの洋館、高さ5.2メートルもある巨大な灯籠、空から観た池田家庭園の全景など10シーンが収められている。いずれも顕彰会が、記録用に撮影した写真の中から選んだ。中には公開されていない時に撮影した雪見灯籠の雪景色という貴重な風景も。

  切手は仙北横堀郵便局が、日本郵政公社で9月から切手の中に写真を収める「オリジナルフレーム切手」というサービスを始めたのを知って、「池田氏庭園のPRに役立つのではないか」と同顕彰会に提案して実現した。

  切手シートに添えている台紙(B4判二つ折り)の表紙は薬医門で飾り、庭園や洋館の特色や文化的価値、東北3大地主と言われながらも人々から慕われ、農業を基盤に地域の発展に尽くした池田家の精神なども紹介。また、庭園は近代造園の祖である長岡安平の助力で、明治末期から大正時代の初めにかけて築かれたもので、4万2000平方メートルの広大な敷地の中に、遠くの山並みを借景に取り入れた池泉廻遊(ちせんかいゆう)式庭園として紹介している。

  切手は現在、仙北横堀郵便局と高梨郵便局、大曲郵便局でも取り扱っている。通信販売は1部から50部までは送料500円、51部以上の申し込みだと送料は1000円となる。申し込みは郵便振替口座02210─8─46536、池田家顕彰会へ。問い合わせは池田家顕彰会事務局(0187・63・8972)。