女性への暴力をなくそう

大仙市DV防止連絡会、街頭で呼びかけ(11月16日・木)

  内閣府が提唱している「女性に対する暴力をなくす運動」が12日から始まったが、大仙市のDV(ドメスティック・バイオレンス)防止連絡会(中村尚子会長・会員16人)では15日、タカヤナギイーストモール前で「DVは許さない」とDV防止を呼びかけるリーフレットを配布する啓発活動を実施した。

  この日はぐずついた天気だったが、DV防止連絡会員5人のほかに国際ソロプチミスト大曲からも4人、それに大仙市男女共同参画室職員も参加し、買い物客にリーフレットやSOSカードなどを配り、「夫や恋人からの暴力は愛情ではない」「暴力を振るわれたのは自分が悪かったからと諦めないで」などと説明し、自覚を呼びかけた。

  国際ソロプチミスト大曲は、チャリティダンスパーティーの収益金と日常活動の基金の中から、DV防止活動とDV被害者の支援に役立ててと大仙市へお金を寄付するなどしている。

  一行は配布を終えてから秋田修英高校での「DV予防ハイスクール・セミナー」にも参加、秋田大学医学部の米山奈奈子助教授の講演を聴いた。DVは身体的暴力だけでなく、外出を禁止させたり、人前で侮辱するなど精神的暴力、それに生活費を渡さない、外で働くことを妨害するなど経済的暴力、さらに性的暴力などもある。身体的暴力は目に見えるため表面化するが、精神的なものや経済的暴力は認識されにくい。

  米山助教授は「日本でのDVは、女性から男性への暴力は全体の2割、男性から女性への暴力は8割と言われ、別れ際に暴力がひどくなる」などと注意。大仙市の男女共同参画に関する市民意識調査でも「暴力を振るわれたことがある」と答えたのは男性1%、女性8.2%とほぼ似た傾向にあることが分かった。女性に対する暴力をなくす運動は25日まで全国展開される。