元西仙北町長の小松氏も出馬表明
若者の定住対策に向けた雇用対策などを公約(11月22日・水)
来春の県議選大仙市・仙北郡選挙区(定数5)に向けて動き出している元西仙北町長の小松隆明氏(59)=刈和野字愛宕下=は、自民党からの公認証が交付されたのを受けて21日、自宅で記者会見し、正式に出馬表明した。
小松氏は立候補を決意したことについて「昨年3月21日をもって西仙北町長を退任したが、今年4月ごろから私を支えてくれる皆さんから政治の世界から引退するのは忍びないとの声もあり、自分としてもこの地域や住民の皆さんへの郷土愛、思いやりはあり、県政の場から地域のために貢献できるのも一つの生き方と決意した」と述べた。
その上で「昨今の秋田県の現状を見ているといろんな意味で閉塞感、不安感、将来への憂いを持っている。そのためにも若者の定住対策が大事であり、雇用の場の確保のため産業の育成と支援に力を入れたい」と人材育成を公約の第1に掲げた。そして安全・安心な社会づくりや仙北組合総合病院の早期改築、高齢化社会への対応と福祉、介護の充実、少子高齢化による学校施設の整備、さらに秋田を代表する農業地帯として付加価値を付けた農業の活性化と観光資源を生かした地域振興を図りたいとした。
小松氏は横手高校から神奈川県小田原市の相洋学園高校を卒。横浜市の材木問屋に勤務後、1969年に父の経営する三光製材所に入社。81年、同社代表取締役に就任。88年、町議初当選して2期目途中の95年8月の町長選に出馬、大仙市誕生によって退任するまでの連続3期、町長を務めた。現在、社会福祉法人柏仁会理事。
大仙市仙北郡選挙区には現職では自民党の大野忠右エ門氏(68)=長野字二日町=、社民党の佐々木長秀氏(58)=木原田=、無所属の渡部英治氏(57)=大曲田町=の3人の立候補は確実。それに元職の樽川隆氏(65)=美郷町土崎=が無所属からの復帰を目指して8月に出馬表明している。
新人では元太田町長の高貝久遠氏(59)=同市太田町太田字築地古館=も自民党公認を受けて動き出している。また、引退表明した自民党現職・辻久男氏(68)=大曲福住町=の後継候補として10月27日に出馬表明している大仙市議の石塚柏氏(59)=泉町=は15日、自民党県連から第3次公認候補として発表された。
一方、旧仙北郡選挙区選出の自民党・原盛一県議(故人)の長女として10月16日に出馬表明している新人の後藤幸子氏(36)=刈和野字上ノ台=は自民党推薦となった。
これで定数5の大仙市・仙北郡選挙区には自民党公認では現職1人と新人3人、それに推薦1人、社民党からは現職1人、そして無所属現1人と元1人の8人が出馬する激戦となりそうだ。