劇画作家・小池さんコーナー設ける
小池さんから「子連れ狼」など寄贈される(11月24日・金)
大仙市立「大曲図書館」に劇画作家・小池一夫さん(70)コーナーが設けられた。同市大曲上栄町出身の小池さんから同図書館にヒット作となった劇画「子連れ狼」全20巻と「新子連れ狼」8巻が寄贈されたことから、同図書館で新たに小池さん原作の「春が来た」全6巻と「御用牙」16巻を買い求め、小池さんコーナーとした。
小池さんは同市花館に会社経営者が持っていた別荘を買い求め昨年秋から、「百歳寓」として移り住み、劇画作家、そして大阪芸大キャラクター造形学科教授としての多忙さを縫って月1回平均帰郷している。
寄贈された「子連れ狼」(画・小島剛夕)は1970年9月10日号から76年4月1日号まで、「週刊漫画アクション」に連載され、大ヒットとなった。さらにその単行本は国内だけで累計830万部、アメリカやドイツ、フランスなど9カ国でも翻訳され、それを含めると1180万部もの売り上げを記録した。
その後も小池さんは「首斬り朝」や「半蔵の門」「弐十手物語」「赤い鳩」など数々のヒット作を飛ばし、現在も売れっ子作家として活躍している。
大曲図書館では「子連れ狼だけでなく、小池さんの多彩な才能を紹介できれば」とやはり小島さんとのコンビで「週刊漫画アクション」に76年4月から78年3月まで連載され、人気を呼んだ「春が来た」と現在、時代劇漫画「刃」に掲載中の「御用牙」(画・森秀樹)16巻を買い求め、展示した。
同図書館では「12月いっぱいは館内だけの閲覧とし、来年1月からは貸し出しも可能にしたい」と話す。