ゴミの不法投棄をなくそう

大仙市内小友地区

地区住民が重点地域を巡回(11月28日・火)

  大仙市内小友地区の防犯協会内小友支部(伊藤富司支部長)と環境衛生推進協議会(佐藤芳男会長)では27日、ゴミの不法投棄をなくそうと重点地域に指定している高寺と中沢、それに雄物川沿いの中田地区を巡回した。山の多い地区だけに以前からゴミの不法投棄が後を断たず、「このままでは緑の山林がゴミだらけにされてしまう」と危機感を持った二つの団体が5年前から重点地域に指定した3カ所を年1回、定期的に巡回することにしたもの。

  この日は防犯協会と環境衛生推進協議会から合わせて9人、それに内小友公民館の職員2人も参加して5台の車に分乗して巡回した。最初は高寺地区から小出沢に抜ける熊沢林道に入った。山の麓から約1キロ入った深さ約7メートルほどの沢は5年前に巡回した時は沢全体が埋まるほど冷蔵庫や洗濯機、車のタイヤ、廃材などの捨て場となっていた。このため市環境課に相談し、3年かけて撤去した。

  その現場で立ち止まった一行は農業用ビニール袋に入れて、再び沢の中に捨てられているゴミを目にし「ああ。また、捨てているのか」とガックリとした表情。しかも、現地には「ゴミの不法投棄は罰せられます」と警告する看板も立てられているのにそれを無視するかのようなポイ捨て。中にはスーパーの買い物袋に入れたまま捨てたのもあり、「あれだったら家庭用ゴミとして出したらいいのに」と捨てる人たちの心なさにあきれる声も。

  林道は未舗装で、車1台が通れるだけの幅しかない。春の山菜採りに入って、食べた物をビニール袋に入れたまま捨てたものもあるようだが、防犯協会の伊藤支部長は「年1回だが、こうして自分たちが見回ることで、ゴミの不法投棄はなくなるものと期待したい」と話した。

  一行は熊沢林道から出ると大曲球場と県立大曲農業科学館の間にある沢も視察。そこには不法投棄は見られなかった。さらに雄物川沿いにも足を運んだ。一部に家屋を解体した廃材が投げられていたが、「前に比べたら、捨てられるのも少なくなった」といくらか効果が出ているのにホッとしていた。