秋田犬県南支部展覧会

幼犬、若犬など34頭

威風堂々の体型を競い合う(10月2日・月)

  天然記念物秋田犬の「第85回秋保秋田県南支部展覧会」が1日、大仙市大曲の雄物川河川緑地公園で開かれた。1931年(昭和6年)、日本犬最初の天然記念物の指定を受けた秋田犬の魅力を競うもので、生後6カ月から10カ月未満の幼犬から、10カ月以上・18カ月未満の若犬、18カ月以上・30カ月未満の壮犬、30カ月以上の成犬34頭が出陳された。主に県南が中心だったが、中には福島県や奈良県から駆けつけて愛犬の審査を受けた熱心な人も。

  秋田犬と言えば大館市が発祥の地で、忠犬ハチ公で知られるように威風堂々とした体躯の大型犬。耳がピーンと立って、尾が巻かれているのが特徴。出陳者は審査会場の丸いリンクの中に愛犬を連れ出し、行儀の良い姿で審査を受けようと真剣な表情でリード。審査員は犬の一頭、一頭の姿形や毛色の美しさ、そして欠歯がないかなどを慎重にチェックしていた。午後からは参考招待犬や一般供覧犬の披露もあり、愛犬家たちはそうした犬を参考にしながら飼育の情報交換していた。

  保存会の人たちによると最近は小型犬を中心とする洋犬ブームに押され、秋田犬の飼い手は減少気味だが、「おっとりとした性格。それに堂々とした体型のこの犬とつきあっていると気持ちも和らぐ」と話していた。