温泉巡りはいかが

大仙市誕生1周年記念

格安の共通入浴券を販売へ(10月3日・火)

  大仙市では誕生1周年を記念して市内8カ所の公共温泉の湯巡りを楽しめる「共通入浴券」を販売することになった。同市には市が出資している第3セクターの温泉5カ所と直営の温泉3カ所ある。共通入浴券は市内3つの「道の駅」で販売しているソフトクリームの半額券付きで、通常なら3500円相当するのを2000円で楽しめるようにした。入浴券は14日から、8つの温泉施設と3つの道の駅で販売する。

  企画は各温泉施設の経営改善を図るため、施設の支配人らで組織した「大仙市第3セクター・直営温泉施設の支配人等定時連絡会」の話し合いの中から生れた。第3セクターで運営している温泉はかみおか温泉「嶽の湯」、西仙北ぬく森温泉「ユメリア」、協和温泉「四季の湯」、太田地域の「中里温泉」と川口温泉「奥羽山荘」の5カ所。そして中仙地域の八乙女温泉「さくら荘」と「南外ふるさと館」、仙北地域の史跡の里交流プラザ「柵の湯」は市の直営となっている。

  この8施設を2000円で1回入浴(さくら荘は2回)できるもので、14日から11月30日までの限定販売とし、来年5月末まで利用できる。そして道の駅「かみおか  茶屋っこ一里塚」、「協和  四季の森」、「なかせん  こめこめプラザ」の3カ所で販売しているソフトクリーム(200円)を半額とするサービスも付けた。

  同市では「本年度から高齢者への温泉ふれあい入浴サービス券を交付したが、同伴する家族からも同じようなサービスを希望する声もあり、それに応えると同時に共通入浴券で各温泉をPRし、その相乗効果も期待したい」と話す。

  同市によると第3セクターで経営している温泉施設5カ所のうち、1カ所を除くと原油の高騰による管理費の増大や利用者の減で、それぞれ1600万円を超える赤字経営となっている。このうち資金繰りが厳しい2施設に対しては、無利子の「運営貸付金制度」を設け、9月定例議会に3000万円の補正予算を計上、可決している。また、市と市議会には「市出資法人等経営改革調査特別委員会」も設置され、11月をめどに経営改革の方向がまとめられる予定。経営の厳しさは合併で旧町村の議会も解散し、施設を利用する機会もなくなったのも響いた。