期待を込めて13日に全線開通
街の構図を変え、大型店進出の起爆剤にも(10月4日・水)
| 13日に全線開通する大曲西道路(大仙市和合で)。 | 飯田ICへの交差点には信号機も設置され、4日から作動した。 |
県が建設を進めていた地域高規格道路「大曲西道路」が13日、全線開通する。大仙市和合の国道13号大曲バイパスから内小友伊岡の秋田自動車道大曲インターチェンジ(IC)までの6.8キロが、自動車専用道路として結ばれるもので、1998年3月の工事着工から8年目で待望の開通となる。総事業費は227億円の巨費だった。一方、開通に先だって飯田IC前の交差点に設置された信号機は4日から作動を開始した。西道路から下りて右折する車にとっては難所となっていた交差点だけに、ドライバーの不安もこれで解消した。
大曲西道路は、大曲ICへのアクセス機能の強化と雄物川に架かる大曲橋(通称・金谷橋)を中心とする市街地の交通渋滞の解消、それに秋田新幹線への車でのアクセス時間の短縮などを狙いに1994年12月に計画路線の指定を受け、予備調査などが行われた後の98年3月に着工した。幅員は暫定7メートルの片側1車線で、将来は片側2車線を目指す。設計速度は80キロだが、供用速度は60キロとなっている。
工事着工5年後の03年10月に内小友山根ICから飯田ICまでの3.3キロが開通し、今年7月には大曲ICから山根IC1.8キロが開通、残りは飯田ICから和合ICまでの1.7キロだけだった。
大曲西道路の着工は市街地の交通の流れと街の構図を大きく変え、都市計画道路「飯田線」沿いの日の出町から飯田地区には「薬王堂」、スーパーの「グランマート飯田店」に続いて、「ホーマック」「マックスバリュー」など大型店が次々と開業。さらに国道13号大曲バイパスには来年にかけて「ヤマダ電機」、「イオン大曲ショッピングセンター」の進出など周辺開発の起爆剤にもなっている。一方で、駅前を中心とする商店街はさびれ、シャッター通りとなるなど新たな課題も投げかけた。
開通式は13日午前10時から飯田ICで安全祈願祭を行い、同50分から西村哲男副知事、中泉松之助県議会議長、栗林次美市長、国交省東北地方整備局道路部長、地権者代表らでテープカットを行い、パトカーを先頭に和合ICまでパレード。そして午後3時に開通させる。