大曲工業高校
技術校の特性活かして作製し、寄贈(10月19日・木)
| 防犯ライトの目録を渡部会長(右)に贈る加藤君。 | 大曲工業高校生が作製したソーラー式防犯ライト。 |
大仙警察署から06年度の「街頭犯罪防止モデル校」の指定を受けている県立大曲工業高校(鎌田浩校長・生徒数498人)では、技術校としての特性で地域の安全・安心に役立てたいとソーラー式の防犯ライト3台を製作、18日、大仙市防犯協会大曲支部に寄贈した。ライトは照明設備のない大曲通町の公設ビル通路と大曲駅東側駐輪場に設置した。
ソーラー式の防犯ライトは同校の生活局員と交通安全委員の生徒9人が作った。同校から設置場所の相談を受けた大仙署では、自転車盗難被害の多い公設ビルとジョイフルシティ大曲との間にある通路と高校生の利用が多い大曲駅東側駐輪場への設置を大仙市役所に働きかけた。特に公設ビルの通路は照明設備がなく、店が閉まると夜間は真っ暗だった。
贈呈式はその公設ビルの通路で行われ、大曲工業高校の生徒2人と製作を指導した電気科の教諭、それに防犯協会員、大仙市消防安全課職員、それに大仙警察署員ら20人が出席。
防犯ライトは生徒たちが公設ビルに2台、駐輪場に1台を事前に取り付けておいた。ライトには赤外線のセンサーが付いていて、夜間、人の動きをキャッチすると自動的に点灯する仕組みになっている。電源であるソーラーは蛍光灯や自然光でも十分、充電される性能を持っているという。
贈呈式で大曲工業高校の加藤和也君(3年生)は「本校は今年度の街頭犯罪防止モデル校の指定を受け、これまで自転車盗難事故の防止を目標に自転車の防犯登録や二重ロックを呼びかけ、生徒の防犯意識の高揚を図ってきた。そして工業高校の特性を活かして地域の安全・安心づくりに貢献したいとソーラー式防犯ライトを製作した」とあいさつし、渡部英治大仙市防犯協会長に目録を手渡した。
渡部会長は「貴重な寄贈ありがとう。防犯活動はともすると防犯協会だけのものと認識されがちだが、生徒自ら地域の防犯活動への協力は大変、意義あることだ。この好意を無駄にしないよう地域に根ざした防犯活動に力を入れたい」と礼を述べていた。
続いて高橋源一市民生活部長、佐藤憬大仙警察署長も「学校で得た知識を利用し、生徒自ら作られた心温まる贈り物に感謝したい」と感謝の言葉を述べていた。