自動車整備の大川氏ら5人
来月14日にシャインプラザ平安閣で表彰式(10月19日・木)
| 大川義美氏 | 加藤幸次氏 | 鈴木保六氏 | 高橋功四郎氏 | 星宮重治氏 |
大仙市は06年の「技能功労者」を発表した。功労者に選ばれたのは自動車車体整備の大川義美(61)=板見内字白山堂=、木工の加藤幸次(74)=刈和野=、建築板金の鈴木保六(64)=角間川町字下中町=、とび工の高橋功四郎(61)=太田町太田字築地古館=、建築の星宮重治(77)=神宮寺字神宮寺=の5氏。去る9月27日に開催された大仙市技能功労者選考委員会(佐藤賢治会長・大曲仙北職業訓練協会長)で選考した。5氏の功績は「大仙市秋の稔りフェア」の期間中(21、22の両日)、主会場の一つである大曲体育館に展示コーナーを設けて写真パネルで紹介される。また、11月14日午前11時から、シャインプラザ平安閣で表彰式を挙行する。5氏の功績は次の通り。
◇大川義美氏=1963年から市内の自動車整備会社で技能を修得、研鑽を積み、74年10月に独立して大栄自動車を設立。78年4月には法人化し、有限会社大栄自動車の代表取締役に就任。
車体整備に関する最新技術の習得に励み、現場では優れた技能を発揮し、国交省東北運輸局長表彰、全国商工会連合会長表彰など数多くの賞を受けている。国家資格である自動車車体整備士養成講師の資格も持ち、車体整備に関する技術や教育題材を積極的に取り入れながら、若手技術者の指導にも力を注いでいる。また、現在は秋田県自動車車体整備協同組合副理事長、秋田県自動車車体整備協同組合大曲支部長、大仙市仙北商工会理事を務め、業界発展に尽くしている。
◇加藤幸次氏=1949年4月に叔父の経営する加藤建具店に弟子入りし、その後加藤家を継ぎ、建具店の経営者に。伝統ある木材建築在来工法に調和した素材の良さを引き出す木目を生かした建具づくりを心がけ、古くから伝わる技法と豊かな経験と確かな技術を基にした建具は高く評価されている。
66年の西仙北町建設技能組合設立にも尽力し、長年にわたり組合員の労働安全衛生面の改善、健康保険事業の普及に率先して取り組むと同時に資格取得を積極的に推奨し、業界発展と技能向上に尽力した。西仙北町建設技能組合会計、大曲仙北建設技能組合連合会厚生部役員の要職も歴任し、地域の発展に貢献している。
◇鈴木保六氏=1957年4月に川本板金店の川本勇蔵氏の下で修業に励み、70年に独立して鈴木板金を開業、現在に至っている。板金では秋田の風土を考え、独自のこだわりを持って屋根や外壁工事を行い、雪国に適した板金施工を研究し、技能を研鑽するその姿勢は他の模範となっている。
後継者の育成にも力を入れ、これまで数多くの見習工を受け入れ、職人に育て上げている。また、職業訓練指導員として若者の意見にも耳を傾け、持てる技術を惜しみなく発揮しては後輩を指導する姿は、地域から高い信頼と評価を受けている。現在も第一線で活躍中で、角間川建設技能組合会計理事として業界発展に尽くしている。
◇高橋功四郎氏=1960年からとび工の修業に励み、さらなる技術向上を目指して65年には上京。73年には帰郷して高橋架設工業を設立。さらに81年、有限会社高橋架設と法人化し、代表取締役に就任した。鳶、土木、架設工事の専門業者として、その優れた技術は、県営トレーニングセンターアリーナや現在建設中の大仙市協和体育館などにおけるダイヤモンドトラス工法の施工技術にいかんなく発揮されている。
また、講師として秋田県鳶土木連合会の会員に職長教育、特別教育を行うと共に自社でも従業員を積極的に技術講習に参加させ、後進の育成に努めている。現在は東北鳶土木工業連合会理事、秋田県鳶土木連合会副会長を務め、業界の発展に貢献している。
◇星宮重治氏=1946年、大工として弟子入りし、住み込みで修業に励み、57年に独立して星宮建築を開業、現在も代表として第一線で活躍している。一級建築大工技能士、一級建築施工管理技士などの資格を持ち、純和風の住宅建築にこだわりを持ち、卓越した技能を発揮している。長年の経験で培われた技術と綿密な計画に基づいて作業に向かう姿勢は地域から高く評価されている。
温厚誠実な人柄で、見習工に建築業の素晴らしさを説き、優秀な技能者を多数輩出。さらに神岡建設技能組合長、神岡町商工会理事の要職を20年以上務め、後進の指導育成にも尽力している。現在も神岡建設技能組合監事として業界発展に貢献している。