大仙市の男児死亡

事件の可能性も

大仙署、県警の応援を得て慎重に捜査(10月26日・木)

  進藤諒介ちゃんが発見された現場。大仙市大曲住吉町の保育園児・進藤諒介ちゃん(4つ)が23日夜、自宅から約400メートル離れた水路でうつ伏せ状態で発見され、死亡したのはその後の大仙警察署と県警では遺体の頭部に打撲の跡もあることから、事件に巻き込まれた可能性もあるとして、捜査員を増強して目撃情報など聞き込みや現場検証に力を入れている。

  諒介ちゃんの救助のため現場に駆けつけた大曲仙北広域消防本部の救急隊員によると、農業用水路(幅約2メートル、深さ約75センチ)の中で倒れていた諒介ちゃんは既に心肺停止状態で、心肺蘇生を行ったが助からなかった。そして前頂部に打撲の跡が見られたと証言している。諒介ちゃんの遺体は24日司法解剖されたが、死因は窒息死の可能性が高いということだった。

  水路はコンクリート製で、農作業の終わった今は水が流れてないが、諒介ちゃんが発見された23日夜は雨が降っていて、数センチの水があった。

  諒介ちゃんは23日午後5時過ぎ、母親(31)と外出先から帰宅。母親が炊事中の午後5時半ごろから姿が見えなくなり、知らせを受けて探していた近所の住民が用水路で倒れているのを発見した。現場は諒介ちゃん宅で飼っている犬の散歩路だったが、照明はなく夕方になると真っ暗になる。近くの人たちは「大きい犬と小さな犬の2頭いたが、小犬の方はいなくなったと聞いている。その小犬を思い出して探しに出たかもしれないが、4歳の子どもが真っ暗な夜道を一人で歩くなんて考えられない」と不思議がる。そして「藤里町のような騒ぎにならなければいいが」と次第に多くなってきた報道陣の姿を目に警戒心を募らせた。